Lilacの妊娠・出産・育児ノート

キャリア志向の強い女性や、仕事で既に責任ある立場にあったりする女性向けの妊娠・出産・育児ブログ。 妊娠したときのTips集、キャリアと妊娠・育児を取り巻く論点、女性リーダーシップと子育ての両立、日本と海外の状況比較、今は仕事に没頭中だけどいずれは子供も欲しいと思う若い女性向けのメッセージなど、様々な話題をお届けします

-妊娠中期(16~27週)

妊娠中の海外出張その3ー妊娠26週@オーストラリア

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今日から37週。ついにいつ生まれても大丈夫な正期産の時期に入りました。
完全な産休には入らないまでも、2日働いたら1日休み、のような感じで徐々に休みの日を増やしていまして、ブログ書く時間の余裕も出てきました。

今日は、妊娠中の海外出張の記事の続きです。

今回の妊娠中3回目となる海外出張は7月下旬、妊娠7ヶ月の半ばとなる26週で、南半球でした。

前回までの記事→
妊娠中の海外出張その1ー妊娠7週@香港
妊娠中の海外出張その2ー妊娠19週@シンガポール

最近の記事→
共働きキャリアママ、二人目を妊娠-二人目とキャリアの選択を悩む方へ
高齢妊婦が、出産直前まで無理せず働き続けるためのコツ


■ 主治医に相談して渡航OKを頂く

今回は出張が決まってから実際の渡航までの期間が短く、その間に妊婦検診が無かったので、出張が決まった後に病院に電話して先生と話しました。
先生曰く、前回の検診で特に問題は見られず、子宮頸管長などもかなり余裕があったので、受診なしで行って大丈夫ですよ、とのお言葉。
ただし、何か体調の変化を感じたら必ず事前に受診して下さい、と言われました。
特に体調の変化は無かったので、結局そのまま渡航。

なお、南半球の国々は、直行便だと夜行便になることが多いです。
また、距離もかなり長いので、通常10時間以上のフライト。
夜9時とかに出発し、翌朝早くに着く一日を有効に使うことが出来る便で、各国のフラッグシップは寝ることを前提とした座席やサービスを提供しています。
今回はビジネスクラスだったので、フルフラットで寝て行けるし、大丈夫だろう、と思っていました。

■ 行きの夜行便で、夜中に目が覚めてパニックに…

離陸後は、すぐに食事。
ワインが美味しそうだったので、幾つかの種類頂いて、飲まずに味見だけしてみたりなど、フライトを楽しんでから、早目の時間に座席をフルフラットにして寝始めました。

ところが、寝始めて3-4時間が経った夜中の2時ころ、ふと目が覚めました。

宇宙をたった一人で漂っているような気が遠くなるような夢を見て、起きたら周囲が真っ暗で怖い。
機内が極度に乾燥しているせいか、完全に鼻が乾燥して詰まってしまい、とても息苦しい。
喉も乾いているのですが、ペットボトルの水を飲むとその瞬間完全に呼吸ができなくなるので、怖くて飲めない。
さらに口呼吸をしていると喉が乾燥して、ますます息苦しくなってくる。
ここは真っ暗な空の上。主人や娘にも連絡を取る事もできない。
下にはきっと真っ暗な海が広がっていて、落ちたら死んでしまうだろう。
このままたった一人で息もできずに、異次元に放り込まれたまま死んでしまう不安感に襲われ、「うわ~~」と叫びたい気分になりました。

これが世にいう「パニック障害」ってやつか、と気が遠くなりそうな気持ちの中、必死に考えました。
とりあえず、起きだして気を静めようと思い、普段から鼻炎のため持ち歩いている妊娠中OKの点鼻薬を打ちました。
そして、のろっと起き出してシートベルトを外し、通路をウロウロしていたところ、トイレ近くでCAさんに声をかけられました。

外人のCAさんに(英語で)一生懸命説明。
「今妊娠26週なのだが、突然息苦しくなって起きた。乾燥で鼻が詰まって更に苦しい」
すると、CAさんが「ちょっと待ってて」と言い、10秒後になんと酸素ボンベが出てきました。

そして3,4人のCAさんがワラワラと集まってきて、血中酸素濃度を測ったり、脈を測ったり、水を持ってきてくれたり、予備の酸素ボンベを持ってきてくれたりと、色々とお世話してくれました。
中には日本人のCAの方がいて、日本語でも話をしました。

明るいところで、そのCAさんたちと色々話しているうちに、だんだん不安感が治まってきました。

■ 妊娠中はパニック発作を起こしやすい

正直、パニック発作に陥るのは、産まれて38年、初めての経験だったのでかなり驚きましたが、妊娠中にパニック発作を発症する人は実際にはかなり多いようです。
私のように、フライト中などの特殊な環境でなく、普段寝ている時や人混みの中などに突然生じる人もいるようです。

妊娠中期を過ぎると、子宮が横隔膜を圧迫して腹式呼吸が出来なくなるので、自然と息苦しくなります。
また、血流が通常の1.4倍程度まで多くなっているので、動悸が激しくなりやすい上、鼻が詰まりやすく、鼻炎を発症しやすくなります。
その上、ホルモンのバランスが崩れているため、脳内のドーパミンとセレトニンという2つの脳内物質のバランスが崩れて、不安感に陥りやすい。

ので、実際にパニック発作にあったときは、「妊娠中だから、みんななるんだ」と思うと、多少は気が和らぎます。
「苦しいけど、少しずつ呼吸すれば死ぬわけじゃないんだ」と自分に言い聞かせると、だんだん気分が落ち着いてきます。

■ 妊娠33週までフライトに乗っていたCAさんのお話

酸素ボンベ2本めに突入し、少しずつ落ち着いてきた私を安心させようと、色んな話をしてくれたCAの方とは、妊娠・出産・育児と仕事の両立について色々話しました。

今は4歳と2歳のお子さんがおり、子供をじいじ・ばあばやシッターに預けながら、深夜便の国際線勤務を続けていらっしゃるそうです。
2回目の妊娠のときは、なんと32週までフライトに乗って勤務を続けていらしたそうで、海外の航空会社の柔軟性に驚きました。

32週じゃかなりお腹も目立ったでしょうし、誰が見ても妊婦と分かるレベルでしょう。
乗客の重い荷物を上げたり、力仕事もあるけれど、男性のCAも多く、一般的には力仕事は男性CAがやることが多く、妊婦だからといって特に困ることは無いそうです。
つわりのときはフライトは難しいですが、安定期に入ってから医師のOKがあるなら、問題ないようです。
妊娠中であっても、本人がフライトに乗り続けることを希望すれば、そのような選択肢が取れる、というのは素晴らしいと思いました。

一方、日本の航空会社は、妊娠発覚したらフライト禁止、地上業務へ強制異動、が多いと思います。
それは、もちろん安全上の理由もあると思いますし、飛行機は地上より放射線を浴びやすく胎児に影響云々という話もあるでしょう。
しかし実際には、妊婦に対する偏見があることが一番の理由なのでは、と邪推します。
また、「いざという時、CAが妊婦じゃ信頼できない」などと言い出す乗客が少なからずいるのかもしれません。

最近は、日本でも女性も男性と同じように働くのが当たり前になってきましたが、いざ妊娠・育児が絡んでくると、柔軟な対応を取れない職場が多いと思います。
妊娠して体調が優れず、休みをたくさん取ろうものなら「妊婦だから甘えやがって」と言う人がおり、解雇の憂き目にあう人もいれば、
逆に妊婦でも体調がすこぶる良く、本人も希望しており、医師も問題ないと言っているのに、会社が勝手に「妊婦に仕事はさせられない」と制限をつけてしまうところもあります。

育児も同様で、育児しててもバリバリ働きたい!という女性でも、強制的にマミートラックに送り込む会社があれば、
逆に時短で帰りたいと思っている女性に「そんな中途半端な働き方じゃ困る」と追い詰める会社もあります。

女性の職場環境は昔に比べたら向上しているのかも知れませんが、ひとたび妊娠・育児となると、本人の働き方の希望に柔軟に対応できるところは少なく、「女」であることの不利を感じざるを得ない。
日本ってまだまだそんな国だなぁと思いました。

そんな話をひとしきりしているうち、私の気分もだいぶ良くなり、席に戻って寝ることにしました。
そして着陸直前まで、ゆっくりと寝ました。

■ 娘はじいじ・ばあばの家に預けて、帰りの便は一日遅らせてゆっくり土曜日に

今回の渡航は、帰りは一日遅らせてゆっくり帰ってこられるよう、1歳4ヶ月の娘を義父母の家に預かって出発しました。
金曜日に仕事を終えてから、睡眠時間をしっかり取ったせいか体調もよく、行きのときのようなパニックに陥ることもなく、無事帰国しました。

■まとめ

以上、妊娠中期後半の海外出張経験でした。
  • 安定期ですが、子宮頸管長が短いとか子宮口が開き始めてるなど、自覚症状のないまま、切迫流産・早産になることもありうるので、主治医の判断はやっぱり重要
  • フライト中は乾燥する事が多いので、マスクは必須。加えて、鼻が詰まるときのために点鼻薬を持ち歩くと良い(なお、点鼻薬は、妊娠中も使えるタイプのものを準備する。私はロート製薬の「アルガード クールスプレー」を使っています)
  • 妊娠中は、血流が通常の1.4倍となり動機・息切れになりやすく、鼻も詰まりやすく、ホルモンバランスも崩れているために、パニック発作にかかる人は多い。パニック発作を起こしたときは、落ち着いて呼吸を続ければ死ぬわけじゃない、と言い聞かせ、ゆっくり呼吸を続けると良い

妊娠中の海外出張その2ー妊娠19週@シンガポール

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今回の妊娠で2回めの海外出張は、妊娠5ヶ月最終週となる19週のとき。
場所はシンガポールでした。

前回の記事→ 妊娠中の海外出張その1- 妊娠7週@香港

■ まずは主治医に相談。OKを頂く

出張が決まった直後の妊婦健診で、早速主治医に相談しました。
妊娠5ヶ月で時期的には問題ないし、内診もして体の状況としても問題ないとのこと。
でも、深夜便は出来るだけ避けること、避けられない場合も、ゆっくりした旅程を必ず組むように、という注意をいただきました。

安定期とは言え、妊娠中は自覚症状なく問題が発生していることがあります。
子宮頸管長が短くなっている、子宮口が開いているなどという問題は、必ずしも自覚症状(お腹の張りがある等)を伴わずに生じていることがあります。
この場合、切迫流産等を招いてしまう可能性もあるので、安定期と言っても、自己判断せず、必ず医師に内診などして頂き、判断を仰ぐのが良いと思います。
19週じゃ赤ちゃん産まれても助からないですからね…海外で流産になっても、医療費とか大変ですし。

■ 結局、エコノミーの深夜便でシンガポールに向かうことに…

木・金の2日間の国際研修というスケジュールだったので、深夜便は避け、水曜の昼便で行きたかったのですが…
結局、水曜午後まで仕事が入ってしまい、水曜の深夜便でシンガポールに向かうことになりました。

また、会社規定で、研修で渡航する場合はエコノミーのみなので、自分のマイレージ等をつかってアップグレードできないか試みましたが、結局出発直前まで空きが出ず、エコノミーのまま。
妊娠中なのでアップグレードしたい由は伝えましたが、ANAでは妊娠中だからといって優先されることはない、とのこと。

一応、空港にも3時間ほど早く到着し、直接窓口でも交渉してみましたが、ダメでした。
更には最初は「10人待ち」だったはずが、「19人待ち」に増えていて驚き。
自分よりマイレージのステータスが 高い人がアップグレードを申請すると、自分の前に並ぶことになっちゃうみたいですね。
マイレージのステータスを維持するために「マイル修行」する人がいる理由がよくわかりました。

■なんと、同僚の一人がビジネスクラスの席を譲ってくれました

仕方ないので、ラウンジでゆっくりダラダラ過ごし、フライトに乗ろうとしたところ、搭乗口で出会った同僚の一人がビジネスクラスの席を譲ってくれると言うではないですか!

みんな、深夜まで仕事したり、プレッシャーの掛かる仕事をしてるのに、こういう時に折角確保した席を当然のように譲ってくれる紳士的な同僚がいる、ということをとても嬉しく思いました。
恐らく、こういう経験って、一生忘れないですね。

お言葉に甘えて交換させて頂きましたが、やはりビジネスクラスは寝心地が良かった。
離陸直後くらいから寝て、しっかり6時間睡眠をとることが出来、起きた後の体の調子もすこぶる良かったです。
本当に有難かったです。

■一方で、航空会社の対応は若干疑問が…JALの方が良かった?

なお、搭乗時、CAの方に席を交換したことを念のためお伝えしたところ「それは規定でダメです」。
「私が妊娠中で、同僚が交換してくれたんです。アップグレード出来なかったので。」と説明しましたが、「そんなことは関係ないです」と言われ…。
私と席を交換してくれた同僚のところまでわざわざ確認を取りに行き、更に本部に連絡して、という徹底ぶり。

私自身今まで子連れの親子に窓際席を交換してあげたりなど、席交換などよくあることなんで、別に大丈夫だろうと思っていたんですが、ここまでやられると、本当にダメなんだろうかと不安になりました。

結局、本部から許可が出た らしく、大丈夫になったんですが、まあ正直今回のANAの対応全般には色々疑問を持ちました。
本部に連絡するのはともかく、私の同僚に確認する必要あったんだろうかとか、本部に連絡するとしても、私にわざわざ言わず勝手に連絡して解決すりゃいいんじゃないの、とは思いました。

ANAもJALも妊婦へのサービスは同レベルで提供しているはずので、たまたま私があたったスタッフの対応が悪かっただけと思いたいですが、
一方、JAL国際線に搭乗していて嫌な思いをしたことは一度も無いし、融通をきかせてくれることも多く、体調が悪くてビジネスクラスの空いた席に誘導して頂いた経験等もあります。
多少は2社の対応の違いはあるのかもしれませんね。
(なお私はJALもANAも昔からマイルのステータスはほぼ同じなんで、その違いでは無さそう)

■ 帰りは土曜の昼便でゆっくり帰国


2日間の国際研修は、同じ分野で活躍する様々な同僚と意見交換し、ネットワーキング。
帰りはもう一泊滞在して、土曜の昼便でゆっくり帰りました。
こちらもアップグレードはできなかったんで、エコノミーで帰りましたが、Zootopiaなどの映画を見ているうちに到着。
深夜便と異なり、だいぶ楽でした。

■ まとめ

以上、妊娠中期の海外出張経験です。まとめるとこんな感じ。
  • 妊娠中期は安定期ではあるが、子宮頸管長が短いとか子宮口が開き始めてるなど、自覚症状のないまま、切迫流産・早産になることもありうる、検診で必ず医師の意見を仰ぎ、検査して判断してもらうこと
  • 空港には早めに到着し、余裕を持って行動できるようにすること
  • 深夜便は避けられるなら出来るだけ避け、余裕を持ったスケジュールを組むこと


 

ヨガのススメ-キャリア女性の体力維持からマタニティ・産後ヨガまで

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今日は近くのヨガスタジオの「産後ヨガ」のクラスに行ってきた。
生後6週以降の赤ちゃんを連れて参加できるヨガで、私は今日で3回めの参加。
もう6kg近い赤ちゃんの抱っこと上げ下ろしで、この一週間で腰痛がひどくなっていたのが、だいぶ和らいだ。

腰痛の解消に

腰痛がひどい、という人にお会いすると、私はいつもヨガを勧めている。
腰痛には色んな原因があるので、一概には言えないが、多くの場合の筋力不足による腰痛には、ヨガが合うと思う。

若いころに筋力があった人ほど、その筋力を前提に体が作られているので、腰痛になる人は多いらしい。
私は小さい頃から水泳をやっており、中学の頃には背筋が250kg近くある筋力の持ち主だった。
が、大学受験の頃に水泳をやめ、筋力、特に脊柱起立筋が落ちたのがきっかけで、腰痛を患うようになった。

これが、ヨガを始めた頃から徐々に治ってきた。ヨガの先生に聞くと、
・脚の裏側の筋肉(ハムストリングス)がストレッチされることで、坐骨神経が引っ張られないようになる
・脊柱起立筋そのものが鍛えられるため、腰椎の負担が減る
・腹筋やインナーマッスルが鍛えられ、脊柱起立筋以外の部分で体重を支えられるようになり、腰に負担がかかりにくくなる
などなど、いくつか理由があるらしい。

ともかく、ヨガのクラスに行ってポーズをひと通りやると、腰痛がラクになるポーズがいくつか出てくる。
普段から、痛くなるたびにそれらのポーズをやるようにすると、筋肉がストレッチされ、必要な筋力がつくようになり、徐々に治ってくる。

なお、中には痛みを悪化させるポーズもあるので、クラスが始まる前に、先生に腰痛だということは必ず伝え、痛くなるようなポーズは避けるのが良い


キャリア女性の体力維持に

ヨガを始めて、腰痛と生理痛が治っただけでなく、どんな時でも心を穏やかにできる方法を知り、体の声を聞く(!)ことで、体のリズムによって変わる自分の体調の管理ができるようになった。

キャリア女性で、男性並みにバリバリ働いている人には、体を壊してしまう人が結構いるように思う。
私の高校・大学の友人にも、会社の後輩たちにも、コンサル業界に入った他社同期にも、激務が原因で、20代後半くらいで体を壊し、仕事を一旦やめた、という女性は割と多い。

ただでさえ、男ばかりの中で女性ひとり、という環境がストレスフルなのに、何日も睡眠不足が続くような環境で、精神的なストレスも多いところで、男性と同じように働いていくのは、体力や精神力に自信があってもかなり大変なことだ。

ヨガの先生で、元々はキャリアウーマンだった、という方によくお会いする。
投資銀行や商社などで男性並みにバリバリ働いていたが、体調を壊してしまい、退職。
アメリカに行ってヨガに出会い、体調がすこぶる良くなったのがきっかけで、ヨガの先生になった、という経歴の持ち主だ。

実際、ヨガを続けていると、体の声を聞く(!)ことが出来るようになる。
と書くと、宗教じみてると思われるかも知れないが(笑)、単純にヨガの呼吸法でゆっくり腹式呼吸をしながら、動かしている体の箇所に意識を集中させることで、その部分の調子がいつもと違わないか、痛みがあったりしないかなどを知ることが出来る、ということだ。

続けているうちに、「ん、今日は腰の筋肉がいつもより張っているぞ」「今日はふくらはぎがむくんでいるぞ」などとわかるので、そういう部分を重点的に動かすことで、元通りにすることが出来る。

また、そうやって体の声を聞くと、自分の体のリズムによる体調の違いがわかる。
生理前にはいつもより体がこわばっており、生理前日には骨盤が硬く「あ、明日からだ」と分かったりする。
月のものが終わってしばらくすると、体の温度が上がりやすくなり、体も柔らかくなる。
体のリズムを自分で感じられるようになってくるので、仕事の時でも、いつは無理をしてよいか、いつは自重したほうが良いか、というのがわかるようになる。

ちなみに、体の声を聞くのはマッサージの効果をあげるときにも役立つ方法。
私はマッサージ師さんに、「こんなに短時間で効果が上がる人に初めて会いました」とよく言われるが、これはマッサージを受けているときにも、ヨガを応用しているからだと思っている。
ヨガの呼吸法で腹式呼吸をすると、マッサージの痛みを逃がしながら、マッサージされている箇所に意識を集中させることで、筋肉のコリを短時間でほぐすことが出来る。

ヨガの呼吸法は、落ち着かない時や、焦っている時などに、心を落ち着かせるためにも役に立つ。
ゆっくりと鼻で息をしながら、20秒くらいかけて腹式呼吸をする。
大切なプレゼンの前のエレベーターの中とか、イラッとしたときなどに、この呼吸法で心を落ち着かせている。

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妊娠前の体を整えるために

女性の体を整える、という意味では、最近は「子宝ヨガ」「妊活ヨガ」など、妊娠しやすくなる体になるためのヨガ教室も増えてきている。
ヨガで心が穏やかになると同時に、骨盤の歪みがなくなり、体調が良くなると、妊娠しやすくなるのだという。

私はこの手のクラスは雰囲気が苦手で受けたことがないのだが、ヨガを続けることで腰痛や生理痛が治ったり、生理が安定して来るようになり、心が穏やかになるのは確かなので、妊娠にも効果があるのかもしれない、と思っている。
高齢にも関わらず、結婚を決めた後すぐに妊娠したのも、ヨガを続けていたせいで体が作られていたのもあったのかもしれない。


ヨガスタジオ・クラスの選び方

さて、どうやってヨガスタジオやクラスを選ぶか。
多くのヨガスタジオは、最初の1,2回はトライアルで安めの料金で受けることが出来、その後は月会費を払うパターンだったり、回数券方式だったり、一回ずつお金を払ってドロップ・インできる形だったりと色々だ。
スタジオの雰囲気の好き嫌いもあるので、まずはトライアルを使って行ってみるのが良い。

ヨガスタジオのスケジュールを見ると、色んな種類のヨガのクラスがあって迷ってしまうが。一番大切なのは先生を選ぶことだと思う。
激しく運動量の多いヨガを好む先生もいれば、ゆったりした瞑想型のヨガを好む先生もいる。
どちらが良いかは、その人の体質(筋肉が多いか少ないか、体が硬いか柔らかいか)にもよるし、先生との相性にもよるし、好みにもよるなので、試行錯誤しながら探すしかない。

私は、適度にストレッチをやり、運動量も多い先生が好き。
余り動かない、無理をしないタイプの先生はすぐに飽きてしまって続けられない。
あとは、痛いストレッチばかりやる先生だと続かない。
これは、私自身に基礎的な筋力があるので、ストレッチもあり運動量が多い方が楽しいということ、でも昔から体がとても硬いので、ストレッチの度合いがきつくて、「そのくらい曲がるのが当たり前でしょ」みたいな感じのスパルタ先生だと、小学校の体育の先生を思い出して嫌になる、という理由。

まずはスケジュールを見ながら、曜日・時間の合う先生のクラスに行ってみて、合わないな、と思ったらすぐに他の先生に変える、という形で探す。
都合の良い時間全て試してみたけど、合う先生に会えなかった、ということもあるので、初めてヨガに通うときは、回数券か、一回ずつお金を払える方式のヨガスタジオに行くのが安全だろう

マタニティヨガ

妊娠中の運動にヨガが良い、というのはよく言われているので、妊娠して初めてヨガを始める人は多いかもしれない。
どんなヨガスタジオにもだいたいマタニティヨガのクラスは用意されているので、ネットで近くのヨガスタジオを2,3軒調べて、トライアルで行ってみると良い。
あとは、産婦人科でもマタニティヨガ教室をやっているところなどがある。

先生によって、動き方が結構違い、激しく動く先生もいれば、ゆっくりとしか動かない先生もいる。
私自信は、動くヨガが好きなので、そういう先生のところに通った。
アメリカ仕込みで「妊娠は病気ではないですから、しっかり動かして体力付けなきゃダメ~。ゆっくりとしか動かさないのは意味ないから」とかいって、結構しっかりと体を動かす先生だった。

通い始める時期は、妊娠16週から、とか、5ヶ月に入ってから、とか先生によって基準が色々である。
切迫流産などの疑いがある人は、ヨガも出来ないので、最初の妊婦検診の時に、かかりつけの先生に聞いて、一応許可をもらうこと。

マタニティヨガ自体は、出産予定日前日まで続けられるが、これも切迫早産とかの疑いがある人は別なので、先生に相談すること。


産後ヨガ

産後に、出産で開いた骨盤を元通りにしたり、なくなった筋力を復活させるにも、ヨガは良いとされている。

私の通っているヨガスタジオは、産後6週目から、赤ちゃん連れで参加できる。
赤ちゃんは、ヨガスタジオのマットや毛布の上に、持参したタオルケットをおき、その上に置いて、その横でヨガをやる。
赤ちゃんがグズってしまったときは、先生があやしてくれたり、場合によっては抱っこしながらヨガのポーズをしたりする。
どうしても泣き止まない時は、自分だけ途中でストップして、授乳したり、オムツ替えをしたりも出来る。

一回目の時は大泣きしてヨガの先生にあやされていた我が子も、今日は一人でアブアブ声を出しながら機嫌よく遊んでいた。

やはり、産後の体はこれまでとは違う、というのがよく分かる。
妊娠中でも普通に出来ていたポーズが、今は筋肉が落ちていて、痛くてできない、というのがたくさんある。
しばらく産後ヨガのクラスを続けて、筋力を回復したい。


私自身はまだ経験していないので書けないけれど、更年期の体調管理にもヨガが役に立つ、と聞いている。
このままヨガを続けていって、10年、15年後には迎えるであろう更年期も乗り切りたい。


以上。
こんな風に、ヨガは、独身でバリバリ働く20代の頃から、妊娠前、マタニティ、産後、そして更年期と女性のライフサイクルの色んなタイミングで、体調管理や体力維持に役立つ、人生にわたって長く続けられる趣味だ。
肩や膝を壊したり、という心配もないし、生理中や妊娠中などでも続けられる。
そして腰痛の解消など、男性にも役に立つと思われる。
まだやったことがない、という方で、上記の状況に当てはまる人は是非是非、始めてみて下さい。 

妊娠中期に旅行に行っていいの?

妊娠中期に入り、人によっては徐々に苦しかったつわりから解放されるので、急に何かを始めるエネルギーが出てくるようになる。
20週も過ぎれば、胎動も感じ始め、ちゃんと赤ちゃんが定着している安心感も生まれてくる。
せっかくなので旅行とか、妊娠初期には出来なかったことをしたい、と思うが、旅行については、行くべきか迷うカップルは多いのではないだろうか。

インターネットで「妊娠 安定期 旅行」などのキーワードで検索すると、「安定期はマタ旅に行こう!」と煽る、雑誌や旅行会社の商業的なサイトと、「そんなことも我慢できないのですか?親としての自覚が無さすぎます」など否定的なコメントが多い、小町や知恵袋などのサイトに分かれている。

私は、妊娠中期の旅行が安全だと太鼓判を押すつもりはないが、安全に旅行することは可能だと思っている。統計的には、旅行をしても何のトラブルもなく旅行を終えるカップルがほとんどだろう。旅行に行っても良い、良くないと誰が言った云々の問題ではなく、リスクを負うことが夫婦二人にとってOKなのかどうか、ということに尽きる。
したがって、大切なのは、次の4点だと思う。

1. 妊娠中の旅行のリスク・危険性、起こりうる事態について把握しておく: どんなことでも、リスクと対処法を知らずに実行するほど危険なことはない。
妊娠中の旅行が通常と異なるのは、
・頻尿で、トイレが近い 
・とにかく疲れやすい。頻繁な休憩と、長い睡眠時間が必要
・温泉とかは、滑って転んだりするケースが有るらしい。感染症のリスクもある
・何かの事態で病院に駆けつける必要があるかもしれない。最悪の場合、切迫早産で子供が生まれてくることがある。新生児集中治療室(NICU)が必要になるが、旅行先によっては受け入れてもらえない 

2. そのリスク・危険は回避する旅行を設計する。普段より余裕を多く設け、無理は絶対にしない

3. 妊婦の状況によって違うので、かかりつけの産婦人科医にも相談しておく: これも「医者が良いと言ったからOK」とかではなく、自分たちのリスクを知り、自分たちが判断するための材料として聞くこと。

4. 二人で楽しむのが目的なんだから、最後は夫婦で相談し、二人にとって良いと思う結論を: 夫婦で楽しむために旅行をするのであり、二人にとって「これなら良い」と思える落とし所を探すのが一番大切だと思う。どちらかが「どうしてもこれをしたいから」と言って、片方が不安や心配をしながら旅行するのは健全ではない。特に上に書いた切迫早産でNICUが必要になるとかのリスクを二人で受け止める覚悟があるかは、ちゃんと話し合っておくべき。

私達の場合は、二人で話し合って、つぎの決まりを作って2回ほど旅行した。
・(ふたりとも土日しか休みがなかったので)国内一泊旅行で、ゆっくり出来る場所に限定→温泉!
・温泉は部屋についてるところ。せっかく夫婦二人の旅行なので、二人でゆっくりしたいし、「滑って転ぶ」などが怖かったので
・メジャーな温泉地または地方都市に限定。病院の目処は立てておく。秘湯とか奥まったところには行かない
・電車で行く場合は乗り継ぎが少ない行き方。グリーン車があれば使う。車は40分運転・20分休憩で余裕を持って旅程を組む

その結果、こんなところに行きました。

伊豆旅行

9月中旬、妊娠15週の頃。
個室で露天風呂がついてるところに限定して、そんなに高くないメジャーな温泉地で探して、伊豆の旅館へ。
新幹線と伊豆急行の乗り継ぎで行きました。

風呂→夕食→風呂→寝る→風呂で日の出を見る→寝る→風呂→朝食→風呂→チェックアウト
という感じで、食事と風呂しか活動していなかった気が・・・
この頃、ふたりとも平日は仕事で忙しかったので、ゆっくり出来ました。

唯一やった活動が、日の出の時間に起床して、日の出を見ながら風呂にはいること。
Izu 1

日が昇るのが早くて、すぐにこんな景色になってしまいます。
Izu 2

その後は朝食。伊豆だけにお魚いっぱいでした。
Izu 4

帰りは伊豆のテディーベアミュージアムによりました。

Izu 3



大洗旅行

妊娠19週の頃。10月下旬でした。
Facebookで友人が大洗に行っていたのを見て影響を受けたのと、某アニメの影響で大洗の温泉旅館へ。
夫はペーパーで、私のほうが運転経験も長く慣れているので、私が運転。
普段では考えられない程に疲れることに驚き。本当に休み休みじゃないと高速を集中して運転できない。
夫の要請で40分走って20分休憩という予定を立てており、私はトイレの問題もあるので受け入れつつ、内心「そんなに必要ないだろう~」と高をくくっていましたが、必要でした。夫の先見の明に感謝。
常磐道のメジャーな休憩所には全て止まった感じです。自分で必要だと思う以上に休んで、安全第一に。
私は車の運転が大好きですが、この旅行を機に、妊娠中はもう車の運転はいいや・・と思いましたね。
あと夫もこの旅行を機に、ペーパードライバー講習に通い始めました。

二人で泊まるには広すぎるくらいの旅館。ゆっくりしました。

Oarai 1

そして恒例となった部屋風呂からの初日の出。
Oarai 2

この時も、旅館では食事と風呂を繰り返す以外はやらなかった・・。
食事の場所は、海が見える気持ち良い場所。
そして、やっぱりお魚いっぱいでした。大洗は漁港が有名ですものね。

Oarai 5
 
午後は某アニメの聖地を色々尋ねた後、ひたち海浜公園にコキアを見に行きました。
Oarai 4

私の場合、高齢初産だし、病院が見つからないリスクを考えると怖く、海外は考えなかったな。。
行くなら行き慣れてるし、住んでいたこともあるアメリカ西海岸(ナパバレー)と思いましたが、別に今リスク取って行かなくても良いかな、と思ってました。お酒飲めないから楽しみ半減だしね。
一方、奥さんが過去に国際線CAだった友人夫妻は普通に海外旅行していました。奥さんが飛行機の経験豊富なだけでなく、旦那さんも海外で色々ネットワークが有る人なので、緊急の対処法などわかっていたのだと思います。自分たちが経験豊富で、明確にリスクとその対処法を分かっているなら、海外行ってもいいかと思います。
でも、初めての海外旅行とか、初めての国とかはリスクが図りにくく、私は絶対におすすめしませんが。

私は、安定期に仕事で2回ほど飛行機で国内出張をしましたが、久しぶりにつわりのような症状が出て気分が悪くなりました。
海外だと最低3時間は飛行機にのることを考えると、行かなくて正解だったと後で思いました。
どうしても沖縄などの遠いところや、海外旅行に行きたいという人は、まずは国内短距離で飛行機に乗って、自分がどんな気分になるか試してみれば良いと思います。

国内で、かつ一泊旅行しかしなかったけれど、いい思い出は出来るので、さっきも書いたとおり、夫婦でリスクについて相談して、二人が心配や不安なく、楽しめる場所に行って最大限楽しめば良いのでは、と思います。

一応、最近のマタ旅ブームに警鐘を鳴らしている記事も貼っておきますので、判断の参考にして下さい。
「救急受診の4割が安定期-妊婦の旅行に警鐘」 宋美玄のママライフ実況中継 
「マタ旅」~妊娠中の旅行の危険性【「安定期」の嘘】 Naverまとめ
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