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今日から漸く妊娠38週に入り、予定出産日がいよいよ来週に決まりました。
二人目が産まれたら、どんな生活になるのだろう、と想像しますが、想像以上に大変なのだろう、と思っているところです。
もう私には無理だ、と思ったら、ベビーシッターさんに頼ろうとか甘いことを考えております。

私たちのベビーシッター歴は、主人も私も育休から復帰した一人目の生後7ヶ月の頃、病児保育のシッターさんに来ていただいたのが最初でした。
当時、病児保育で有名な「フローレンス」が定員いっぱいでもう募集していなかったので、「ポピンズ」というベビーシッター大手に病児保育を依頼しました。
大手だけあって信頼出来る方が多く、やはり家に来て頂けるのは便利なので、病児だけでなく、色んな時にお願いするようになりました。
出張で朝早い、仕事で夜遅くなるので保育園に間に合わない日、保育園で風邪が流行ってるとき、などなど。

以前、復帰前のキャリア系のママさんたちと座談会をやった時、その話をしたところ、
「ベビーシッターはかなり抵抗があるが、復帰したら使わざるを得ない。どうすればよいのか」
と言うママさんが意外に多かったのが、この記事を書くことにしたきっかけです。
確かに、ベビーシッターが見ている際の死亡事故や、神田うのさんの盗難事件などが起こっており、絶対の信頼をおけない、と思う人は多いだろうと思います。

■ ベビーシッターが不安な理由3つ。不安というだけで、ベビーシッターが使えないのはもったいない
皆さんの話を色々聞くと、不安は次の3点に尽きるようです。
  1. 子供をちゃんと扱ってくれるか不安。海外のように虐待までは行かずとも、きちんと面倒を見てくれるのか?
  2. 留守の時に、家の中に他人を入れるのが不安。神田うのさんの事件のようなことは起きないだろうか?
  3. 値段が高い。。
実は、これらの不安は、きちんと準備をすることで、かなり軽減することが可能です。

夫婦ともに、それなりに仕事を頑張っていると、仕事が遅くなったり、出張が入ったりなど、どうしても保育園だけでは対処できないことが多いです。
また、実家が近い、親がすでにリタイアしてて、いつでも頼れる場合は別ですが、そうでない限りは、家にベビーシッターさんに来て頂けるのは、とてもありがたい事です。
ただ「不安」というだけで、ベビーシッターが使えず、仕事に支障をきたしてしまうのはとてももったいないなーと思ってます。

というわけでこの記事では、家にベビーシッターを呼ぶ前に、どのような準備をして、これらの不安を軽減するか、について書こうと思います。全部で7つ!

■1) 大手の「ちゃんとした」ベビーシッター派遣会社を探す

「子供をちゃんと扱ってくれるか不安」という点は、大手ベビーシッター派遣会社を使うに限ります。
シッターへの研修をしっかりやっているところも多く、また看護師や保育士などの資格保有者も多い。
もし何か起こっても、会社からの保障もある。代わりのシッターを送ってくれたりする。

とはいえ、ベビーシッター派遣会社はたくさんありますし、また有名な会社が自分の住んでる地域をカバーしているとは限りません。

そこで、こちらのホームページ→ 公益社団法人 全国保育サービス協会 を使い、自分の住んでる地域をカバーするベビーシッター派遣会社を探し、直接電話で話してみることをオススメします。
全国保育サービス協会は、ベビーシッター派遣会社複数社が平成元年に設立した任意団体ですが、厚生労働省内閣府も、まずはこちらで情報収集することを推奨している団体です。

ただ、登録されているベビーシッターの会社は色々ありますので、実際に電話して話してみるのが良いかと私は思います。主なチェックポイントは下記です。

・何名くらいのベビーシッターが在籍しているか (規模を知る。100名以上だと超大手、20名程度でも割と大きい)
・ベビーシッターの何割が、看護師・保育士などの資格を有し、経験があるか。そういうシッターの方が派遣されると思ってよいのか
・ベビーシッター向けの研修は行っているのか、どのようにやっているか
・ベビーシッターの年齢層は(最近ベビーシッター不足のため、60代過ぎて初めてシッターやる主婦を多く雇っている会社があります。60代・70代でも、長い保育経験がある方は別ですが、年取ってシッター初めての人ばかり、という派遣会社は避けたほうが良いです)
・何らかトラブルが起きたときは、会社としてはどう対応してくれるのか
・(病児保育目的で使う場合)病児保育には対応しているか。感染症はどれに対応しているか。急な発熱や痙攣など、病児特有の状況に対応できるよう研修をしているか

こういう質問をしていくと、ちゃんと対応できているシッター派遣会社は意外と少なく、凹むこと間違えないです。
一社でもちゃんとしたところに出会えればラッキー、ダメだったら少し条件を落として探せばいいんだ、と思って探して下さい。

2)ネットワークカメラの設置

賛否両論あると思いますが、私たちはベビーシッターしか家にいない時に、何かが起こって、相手を疑って嫌な思いをしたくないと思ったので、カメラを設置しました。

最近、Webカメラが本当に安くなりました。
高いベビーモニターを買うより、ネットワークカメラを買って設置するほうがよっぽど安く済みます。

私が気に入って使っているのはこちら。



スマホにアプリを落として、どこからでもスマホで家の中の様子を見ることが出来るすぐれもの。
そのうえ、暗視機能がついており、寝室に設置して子どもが寝ている様子をスマホで見ることも可能です。
これだけ機能がついて、Amazonで1万円ちょっと、という安さ。

さて、シッターさんにはちゃんとカメラがついていることを伝えましょう。
カメラを付ける目的は、シッターがちゃんと保育をしてくれるよう仕向けることであり、落ち度を発見することではないんで、カメラがついていると伝え、気を引き締めてもらうわけです。
それに、シッターさんだって、何も言われないでカメラが回っていたら気分が悪いでしょう。
言いにくい、と思っても、言わないのは盗撮になってしまうのでちゃんと言って下さい。

今どき、保育所にもウェブカメラがついてるとかよくあることですから、カメラで監視するのは当たり前なのだ、という心づもりで、はっきり伝えてください。
私の場合、「ここにカメラがついていて、リビング全体が映るようになっています。ので、保育はリビング内で行うようにしてくださいね」と伝えています。

なお、私は過去に一度だけ、カメラでシッターさんの保育を見ていたのがきっかけで、シッター交代になったことがあります。
お昼休みにカメラを見ていたら、子供が大泣きしてるのに、シッターさんが携帯をずっといじっていて、対応しない状況が続いていたんで、シッター派遣会社に電話をしました。
交代のシッターさんを探してくださり、2~3時間後に別の方に交代となりました。
その後、そのシッターさんは自分でおにぎりを食べながら、娘のごはんをあげていたので、そのことも一応伝えたら、派遣会社の方が慌てて「え、それは禁止行為です!」と言って、その場でシッターの携帯に電話し、厳重注意となってました。

虐待とか大怪我したとかいう話ではないですし、保育園なら多少の放置は仕方ないですが、こどもと一対一のシッターでこれはまずいよね。カメラあって良かったな、と思いました。

あと、Webカメラを使っていない時は電源を消すとか、カバーをするなどしましょう。
最近はスマホの自撮用カメラすら乗っ取られて、盗撮が頻繁に行われている時代です。仮に盗撮されても大丈夫なように…。

3)ベビーシッター手順書の作成

子供の保育に関して、自分がどうしても譲れないところ、気になるところは、ちゃんと文書にしておくに限ります。
また、来て頂いてからすぐ家を出なくてはならない時もありますし、長時間の場合、二人・三人交代になることもあるので、手順書は書いておいたほうが良いです。

手順書の内容としては、次の項目を書いておくと良いと思います。
・ミルクや食事の準備の仕方、内容。食事時の注意(食事時間、アレルギー、好き嫌いの対処、残した時の対処、など)
・トイレや、おむつ交換時の要望(おむつの場所やゴミの捨て方、局部のケアの仕方、トイレの仕方など)
・着替えについて
・寝かしつけ方 (昼寝の時間、起こすかどうかなど)
・遊び方(外遊びの有無、おもちゃの好み、やってほしい遊びなど)
・病気の場合のケアの仕方、かかりつけ医にかかる場合の指示 

4)保育ノートの準備

シッター派遣会社によっては、自社の保育ノートのフォーマットがあるところもあると思いますが、私は自分で準備してます。
普通のノートに、日付、天気、時間、シッターさんの名前を記入する欄をつくり、縦に罫線を引いて、時間、項目、内容詳細が書けるようにしたものを準備しておき、来たシッターさんに記入してもらっています。

こんな感じ。

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ちゃんと書いてもらうことで、何があったのか、何をしたが分かるので、不安感も減るでしょう。
とくに病児保育のときは、熱や病状の経緯を書いていただくことで、後で病院に行く時に説明するときなどにも助かります。

5)鍵の交換・合鍵作成、鍵の保管方法

自分たちが外出している時に、ベビーシッターさんに外遊びや、医者に行く、保育園に迎えに行ってもらう、など外出をお願いする場合は、合鍵を渡す必要があります。
合鍵が無い場合は、いくつか作っておく必要があります。

この「鍵を渡す」というのに抵抗ある、という人も多いと思います。
対処方法ですが、うちの場合、鍵を二種類つけています。
もともと付いていた鍵以外に、もう一つシリンダー錠をつけ、こちらの鍵は家族のみで管理しています。
鍵は鍵屋さんに頼んでも良いですが、DIYが好きな人なら自分でやっても良いと思います。
シリンダー錠はAmazonでも3,000~10,000円くらいで安く手に入ります。

シッターさんに保育園のお迎えをお願いする場合、保育園の先生に合鍵を渡しておき、それをシッターさんに渡してもらうか、子供の持ち物に鍵を縫い付けておく、という方法を取る方が多いみたいです。
防犯上は前者の方が確実かな‥と思いますが。。

6)金庫の設置・部屋の鍵の設置

うちには盗まれて困るような高いものは残念ながら何もないんですが、印鑑とかパスポートとかマイナンバーとか大切なものはあるんで、一応金庫を設置しました。
こだわる方は、耐火性で重くて運べない3~10万円くらいする金庫を。こだわらない方は、6,000円くらいのお手軽な金庫を買ったら良いと思います。これも、うちはAmazonで買いました。




 
神田うのさんは、ブランドバッグなどを盗難されたようですが、家にバーキンだのお高いバッグや毛皮がたくさんある方は、クローゼットに鍵を設置しておき、鍵をしめておけば良いでしょう。 

7)ベビーシッター派遣事業割引券・地方自治体の助成金など

今年度(2016年度)から、ベビーシッター派遣事業割引券の制度が変わり、内閣府の下で復活することになりました。
先程紹介した、公益社団法人全国保育サービス協会が発行・実施しています。

割引額は1日の利用につき2,200円で、企業負担がある(大企業10%、中小企業5%)のが、厚生省が担当していた昨年までとの大きな違い。
夫婦ともに就労しているときの利用が条件。所得制限はありません。
双子の場合は、1日9,000円まで補助が出るそうです。
雇用主に発行してもらうものなので、発行については会社に問い合わせをしてみてください。

これに加えて、地方自治体によっては、ベビーシッター、または病児保育の使用に伴い、補助金を出しているところがあります。
これも住んでる自治体の保育サービス課などに問い合わせをしてみましょう。

ベビーシッターは保育園等に比較すると高いものですが、 こういった補助金等で少しでも負担を軽減することが可能です。
来年からは、所得制限がありますが、国でベビーシッター料金を更に負担するという話も出ています。
アンテナをしっかり張って情報を集めて、出来るだけ金銭的負担を軽くするのが良いと思います。

■まとめ
以上、ベビーシッター利用初心者で、家に来てもらうのが不安、という方への具体的な準備のアドバイスでした。 
まとめるとこんな感じ。

1)  大手の「ちゃんとした」ベビーシッター会社を探す
2)ネットワークカメラの設置
3)ベビーシッター手順書の作成
4)保育ノートの準備
5)鍵の交換・合鍵作成、鍵の保管方法
6)金庫の設置・部屋の鍵の設置
7)ベビーシッター派遣事業割引券、クーポンの準備 

ちゃんと準備をしてベビーシッターの方をお迎えすれば、ちょっと風邪気味で子供を無理させたくないときや、多少の仕事上無理しなくてはならないときも、安心して活用することが出来ますので、忙しい共働き夫婦には是非おすすめです。