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大変ご無沙汰しています。
前回ブログを書いたのは9月中旬以降、徐々に私の仕事が忙しくなり、更に10月に入ると、私の仕事復帰を支えるために育休を取っていた主人も、ついに仕事に復帰。夫婦共働きでますます忙しくなる日々を送っておりました。

今週末は、久しぶりに土日の仕事量も少なく、ブログを書いてみることにしました。

さて、我々夫婦は、共に仕事が忙しい共働きです。
主人は日系企業で、夜は9時、10時くらいまで残業するのが普通。
私はコンサルティング業界、一日の睡眠時間が4時間で、土日も仕事するのがザラ、という生活を長くしておりました。
妊娠中・出産前、少しプロジェクトを少なくして、楽にさせてもらっていたのですが、復帰したら、皆が気合を入れて仕事の機会をくれ、もとの生活に戻ってしまいました・・・

そんな二人が仕事を続けながら、育児も続けるためには、家事と育児を分担するのは当然のこと。
しかし、そんな分担する程度ではとても足りず、次の3つを活用するしかないと私は思っています。

1) 家の中の完全自動化。ルンバ、食洗機、洗濯乾燥機は、共働き夫婦の新・三種の神器。
2) 
家事サービス、家政婦さんなど、家事を手伝ってくれる人の活用
3) 
ベビーシッター、ファミサポ、夜間も対応してくれる託児所など、育児を手伝ってくれる人の活用

2)、3)は実家が近いとかで、じいじ・ばあばが手伝ってくれるという人は不要かもしれません。
でも、そういう恵まれた環境でない場合、お金がかかっても外部サービスを活用しないと、仕事に支障が出るか、自分の体に支障が出て倒れてしまうか、どちらかになってしまうでしょう。

家事サービスやベビーシッターについては、また別の記事にしようと思いますが、この記事では、そういうサービスを利用しながら、忙しい仕事と育児を両立する生活がどういうものか、書いてみることにします。

■典型的な一日~家事サポートさんが来てくれる日

6:00 ママ起床。シャワー、身支度。
6:30 パパ起床。シャワー、身支度。その間にママは子どものミルク・オムツ替え
6:50 ママ出社(7:30に会社到着して仕事開始)。パパは保育園の支度
7:30 パパ、保育園に送り、その後出社

18:30 ママ、仕事を切り上げて退社、保育園にお迎え。
19:30 ママ、子ども帰宅、しばし遊ぶ。家事サポートさん到着、洗濯・お風呂掃除開始
19:45 ママ、子どもに離乳食。
20:15 ママ、子どもと入浴。 サポートさんは入浴手伝い、離乳食作成&冷凍。
21:00 子ども入眠。ママ夕食
21:30 サポートさん帰宅。ママ、 持ち帰り仕事開始
22:30 パパ帰宅。ママは引き続き仕事
24:00 パパ就寝
24:00~1:00  ママ、仕事終了。就寝

育休復帰してから、朝早くに仕事を開始する生活を徹底しています。
もちろん、主人が朝の仕事があって、私が保育園の送りをやる時などは、朝少し遅くなったりしますが、それでも8:30には開始しています。

一方、夜に早く終えるのが、なかなか難しく。
自分の仕事は持ち帰れば良いのですが、遅い時間に入る会議などは、困ってしまいます。
色んな人に「19:00~22:00の3時間は電話会議などを入れないで。それ以降はいくら遅くてもOKだから」と頼んでいるんですが、実際には22時開始なんて遅いから困るよ、となるわけで(そりゃそうだ)、19:00-22:00の3時間の間に電話会議が入ってしまうことがしょっちゅうあります。

そんなときは、私は保育園のお迎え中や、子どもに離乳食をあげながら、子どもの寝かしつけをしながら、電話会議に出ております。
イヤホンに向かって喋っている私を見て、子どもが不思議そうな顔をしており、悪いな~と思いますが、別のことを喋りながらも、子どもには一生懸命笑いかけてあやしながら、ご飯をあげています。

先日も、クライアントさんとのミーティングが突然、夜7時から入ったのですが、一緒に働いている男性の先輩が、「保育園の迎えあるんだろ?電話で参加すればいいよ。自分が直接出るから」と言ってくれて、無事迎えに行き、会議にも電話参加することが出来ました。

「参加しなくていいよ。やっておくから」というのは、実はとても困るんですよね。
状況や内容が分からなくなって、ちゃんと自分がリードすることが出来なくなるので。
「直接出席するのは自分がやるから、君は電話で入ったら良いよ」と言ってもらえるのが、一番助かります。

■ ルンバ、食洗機、洗濯乾燥機の三種の神器を揃える

うちはまだ洗濯乾燥機がないんですが、ルンバ、食洗機は助かっています。
(Bravaは買ったけど、余り十分に活用できてないかも)
ルンバ(1時間くらい)も食洗機(1時間くらい)も時間がかかるので、自分たちでやったほうが時間は早いんですが、20分程度とはいえ、その仕事にかかる時間を専有されず、別のことが出来るのがメリット。

実家や家事サービスを呼ぶ場合でも、ルンバ、食洗機、洗濯乾燥機が有る方が良いと思います。
家事サービスさんにとっても、ルンバや食洗機があったほうが仕事が早く終わるので、加えて離乳食を作ったり、お風呂やトイレの掃除を追加でやったりなど、いろんな事が出来て効率的だからです。

■ 家事サポートさんや家政婦さんの利用


私は、自分が帰る時間に合わせて家事や育児のサポートをしてくれる方をお呼びしています。
実家が近くの方なら、その時間に合わせてお母さんに来てもらい、夕食を作ってもらい、お風呂を入れる手伝いをしてもらったりなどすると思いますが、それと全く同じことを、サポートさんにやってもらっているわけです。

お金はそれなりにかかりますが、家事のことは忘れて、安心して子どもの面倒を見て、一緒に遊ぶことに集中できるし、栄養のある夕食を家で食べることができるし、何より電話会議などの仕事が入っても、落ち着いて仕事に集中できるので、とても助かっています。

家事サービスを週末に呼ぶ、というやり方もあります。
仕事がただでさえ忙しいのに、週末は家事に忙殺され・・・では全くリフレッシュできないし、子どもと遊ぶ時間も取れません。
なので、週末に数時間来てもらい、洗濯・掃除・料理などをまとめてやってもらうというのも手だと思います。 

仕事が忙しいのに、育児や家事の全てを自分たち夫婦だけでやるのは無理、と割りきった方が良いと私は思います。
その時、まずは誰がやっても良い家事から外注するのが良いでしょう。
家事・育児が回らず、夫婦関係に亀裂が走るくらいなら、お金を使って家事サービスを雇う方が良いのではないかと。

■ ベビーシッターや育児サポートの利用

育児については、ただでさえ日中は保育園に預けてるんだから、夜や週末は出来る限り子どもと時間を過ごしたい、と思う人は多いと思います。
なので、家事を全て外注しても回らない場合のみ、育児も外注する、という順番で考えれば良いと思います。

私も、離乳食やお風呂の時間が遅くなってしまうのですが、夜帰ってから自分でやることにこだわっています。
食事とお風呂を毎日自分がやることで、子どもの体調の変化や成長の具合をつぶさに見ることが出来るからです。
本当は、遅い時間(20:00過ぎ)に私がやるよりも、保育所で夕食もお風呂もやってもらうほうが、子どものためには良いのかもしれない・・とも思ったりもしましたが、夜は一度寝たら熟睡するタイプで、しっかり睡眠も取れてるので、まあいいや、と思ってやっています。
そのうち、仕事がもっと忙しくなり、回らなくなったら、保育園にお願いしようと思います。

また、今は子どもの夜泣きなども無いので、家事サポートだけで回していますが、夜泣きが始まったり、主人の出張が増えてきたりしたら、夜間のベビーシッターの利用も必要になるだろう、と覚悟しています。

こういうサービスを使っていると、お金がハンパなくかかります。
そういうことなら、仕事を変えようかな・・辞めようかな・・と思う人もいるかもしれません。

子どもと過ごす時間がほしいなど、お金では解決できないことが理由の場合は、仕事を変えたり辞めたりするのは選択肢だと思います。
でも、お金だけが問題であれば、これらの費用が収入を超えたとしても、仕事を辞めずに続ける方が良いだろう、と私は思っています、という内容の記事を以前書いたので、参考にして下さい。

保育費用が収入を超えても女性が仕事を続けるべき5つの理由

以上、仕事が忙しい夫婦がどうやって育児と仕事を両立するか、についてでした。