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小さい頃からものを書くのが好き。

2008年から2012年まで、一時は人気ブログと言われたブログをずっと書いていたが、2012年に実名で著書を出版したのを機に、風当たりが強くなり、仕事も忙しくなり、社内で立場も上がって色々難しくなり、といろんな理由が重なり、ぷつりと書くのをやめて2年半が経つ。

その後忙しくなる仕事に没頭するばかりだったが、一昨年ようやく結婚したいという人に巡りあい、昨年結婚。今年2015年の3月に、第一子を出産する運びとなった。

それで今週から、産前6週間の産休。
少し仕事は続けているけど、時間も出来たし、何より会社から距離を置ける。
再度、書きはじめよう、と思った。
まずは、いま自分が直面している妊娠・出産について書こう。

昨年7月に妊娠が分かってから、ネットや本でいろんな情報を集めたが 、仕事で既に責任ある立場にあったり、キャリアを大切にしている女性が、妊娠した時に役に立つ情報がほとんど無い、ということに気がついた。

巷に出ている雑誌は、専業主婦や、仕事をしていても妊娠を機に辞めたりする人がメインのターゲットだ。
(そういう雑誌を買って読む暇がある人がターゲットなのだから、当然といえば当然なのだが)
自分がプロジェクトの全責任を負っている立場で、「仕事は他の人に出来るだけ振って体を大事にしましょう」なんアドバイスは何の役にも立たない。
2-3割が染色体異常で流産すると言われ、人にどう伝えるかも迷う妊娠初期に、飛行機に乗って出張できないことをどうクライアントに伝えるべきか。そんなことは、どこを読んでも書いていない。
おなかが大きくなってきて、仕事で着る服をひとつ探すのも苦労した。
クライアントや顧客に頻繁に会う仕事をしていて、マタニティ用のスーツを着る人も日本では少ないのだろうか。

妊娠初期から後期に至るまで、そんないろんな課題にぶつかるうちに、私と同じような悩みを持っている女性は実は多いのではないか、と思い始めた。
男性と同じように働いて、キャリアを積む女性が増えて、出産年齢も遅くなっている現在、責任ある立場についてから妊娠・出産を迎える女性や、自分で顧客を持ち責任を負うプロフェッショナルの仕事をする女性はますます増えているだろう。中には起業したり、経営陣として活躍しながら、産む人も米国並みに増えていくだろう。そんな人達が、私と同じ立場に立った時、少しでも参考になる情報を、と思い、このブログを始めることにした。

また、私は海外の同僚と仕事をすることも多く、他国の出産・育児を取り巻く状況を聞き、日本の状況を疑問に思うことも増えてきた。
例えば、日本の産休・育休制度はアメリカより圧倒的に整っており、一見良いように見えるが、逆に女性が休んで育児をするのが当然という社会的コンセンサスを生じ、女性の職場復帰を阻む結果となっていること。
「母体を大切に」「子供との時間を出来るだけ取れるように」という思いやりも、行き過ぎると、仕事を優先する女性に対して「何故あなたは母体を・子供を大切にしないのか」という母性を問う攻撃になってしまうこと。
そもそも、妊娠しても体力的に厳しい仕事をさせられ続け、流産する、というレベルのマタハラが問題になっているような国で、こんなこと言うと贅沢に聞こえてしまい、まともな議論にならない。
結局、多様な選択肢を認められるほどに、制度も社会的環境も整っていないから、画一的な対応で苦労するのは、当の女性なのである。
そういったことも、書いていきたい、と思った。

技術やビジネスについて書いていた今までと180度変わるので、新しくブログを立ち上げることにした。 
久しぶりの執筆で、うまくいかないこともあるかもしれません。見守って読んで頂ければ幸いです。 
まずは、過去を振り返りつつ、毎日続けてみます。 コメント、お待ちしていますね。