Lilacの妊娠・出産・育児ノート

キャリア志向の強い女性や、仕事で既に責任ある立場にあったりする女性向けの妊娠・出産・育児ブログ。 妊娠したときのTips集、キャリアと妊娠・育児を取り巻く論点、女性リーダーシップと子育ての両立、日本と海外の状況比較、今は仕事に没頭中だけどいずれは子供も欲しいと思う若い女性向けのメッセージなど、様々な話題をお届けします

長女2歳、昨年生まれた次女は8ヶ月になります。2回目の産休からは3ヶ月で復帰して、はや4ヶ月が経ちます。最近更新できてませんが、わたしはげんきです。

キャリアが先か、子供が先か(後篇)

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昨日の記事には、FacebookやBlogosを通じて沢山の反響を寄せていただいた。

キャリアが先か、子供が先か(前篇)-Lilacの妊娠・出産・育児ノート

コメントをくださった方、有難うございます。
頂いたコメントを読んで、「どうアドバイスすべきか」迷っていたのが少し、解決したので、後篇を書くことにした。

反響は、やはり「子供を先に」というものがとても多かった。早く産んだか晩産だったかに関わらず。
理由としては、
  • 子供を後回しにしていると、欲しいと思った時に授からないことがあるから。後悔のないためにも先にしたほうが良い
  • 若いほうが体力もあるので、子育てと仕事の両立は体力的に乗り切りやすい。やっぱり子育ては体力を使うので、大変。
  • じじばばも若いので、手伝ってもらいやすい。晩産だと親の年によっては介護も重なって、ほんとうに大変
などなど。
やはり常識的に考えて、子供を先に、とアドバイスするのが多いのはうなずける。
キャリアのほうが、不確定要素が多く、うまく行かなくても子供のせいとも限らないし、また本人の頑張りによって何とか出来るところも多い。
一方、子供は晩産になるほど、確実に妊娠確率は下がっていく。35歳を過ぎると極端に確率が下がる。

少数ながら、「キャリアを先に」という人もいた。20代で産んで、キャリアも両立させようとすると大変、という理由である。
  • 現在20代後半で、今の自分が子供を産んで、仕事と両立しようとしたとき、夫と自分と子供を幸せに出来るとはとても思えない。社会人としても半人前で、自分の面倒を見るので精一杯
  • 実際に20代後半で産んで、仕事に復帰したが、大変で過労死寸前だった。就職して最初の6年間は厳しい。一方、就職して10年も経てば、仕事の仕方も人の使い方もうまくなるから両立しやすい
  • 自分がもし第一線にいられなくなったとき、子供のせいなのか、自分の能力のせいなのか迷って後悔したくない
私自身のことを振り返った時、20代後半は仕事に没頭していて、子供を産みたいと思っていたことは無かった。
でも、それは、家計を支えるためにも「早く一人前にちゃんと稼げるようになろう」と思っていただけで、キャリア構築をそこまで真面目に考えていたかと言われると、不明である。

そもそも私は、25歳になるまで「研究者になろう」なんて、浮世離れしたことを言っていた人間である。
当時はキャリアなんてものは全く考えていなかったと言っていい。
研究者になるつもりで大学院の博士課程まで進学したが、処々の理由で辞め、コンサルティングファームに就職したのが26歳の春。
就職して3年間は、色んなプロジェクトを経験して、仕事を覚えるので精一杯だった。

そうやって、仕事を頑張っているうちに、「キャリア」なるものが形成されてきた。
徐々に仕事の面白さがわかり、この仕事を続けていきたいと思うようになり、面白い転職のオファーが来て自分の市場価値が上がっていることがわかり、と後付けでキャリアが出来たんじゃないかと思う。

だから、仮に出来ちゃったなどの理由で、20代後半に子供を産んでいたら、どうなっていたか。
今のようにキャリアを積むことが可能だったか、というと、正直難しかったのではと思う。
だから「キャリアを先に」という意見に、どうしても同調してしまう。

もし、就職して最初の3,4年の間に子供を産んでいたら、恐らく今の仕事は辞めて、転職していただろう。
会社じたいは、両立を積極的にサポートしてくれるし、両立している先輩もたくさんいたが、当時は自分自身が今のように厚かましくなかったから(笑)、仕事に少しでも影響が出てしまうことが申し訳なかったり、産休や育休の間にどんどん出世する同期や後輩と比較して、やってられなかったかもしれない、と想像する。

頂いたコメントに、「どちらか一方しか選択できない、と言われた時、どちらを取るかで選べばよいのでは」というのもあった。
別の言い方をすれば、「どちらか一方しか選択できないとき、どちらがなくても後悔しないか」ということだ。
キャリアが築けなくても後悔しないか、子供が出来なくても後悔しないか、を考えて選択をする。これは結構納得感がある。

それにしても・・
女性ばかりが、こういった選択を迫られ、悩む、というのはなぁ。
男性はキャリアも築いて、子供も持っている人はたくさんいるのにね。
これだから、少子化はなかなか解決しないし、女性リーダーはなかなか出てこないのだろうなーと思う。

また、頂いたコメントに、「そんなことに悩む人がいるのか。欲張りでは?」という男性のコメントもあり、驚いた。
女性は、結婚する前から、就職する前から、キャリアが先か、子供が先かを悩む人はたくさんいる。
悩まないばかりか、そういった悩みが女性にとって一般的であることを知らない男性もいるんだなぁと。

やはり、女性が20代で子供を産んでも、悩んだり、迷うことなく普通に仕事と両立し、キャリアを築いていくのが当たり前になるような仕組みや社会環境を整えてあげたい、と思う。
制度や仕組みだけでなく、雰囲気作りもとても大切だ。
仕組みが整っていても、周りの環境が「両立して当然だよ」「ちょっと仕事に支障が出ても大丈夫だよ!」と全面的にサポートする雰囲気でなければ、若い人ほど辞めてしまう。

そしてロールモデルを増やすこと。
私みたいに30代後半になってから産んで、キャリアと両立する人が増えても、晩産化を奨励するだけのような気もする。
むしろ、私達みたいな女性は、20代で産んでキャリアも築きたい、という女性をサポートして、守り育てること。
男性のサポートも非常に大切だが、両立を実際に経験し、成功させてきた女性の先輩として、女性のサポートは非常に大切だ。
そうやって、20代で産んでキャリア構築にも成功する女性を増やしていくことが大切だと思う。

次回、「キャリアが先か、子供が先か」と問われた時は、「子供を先に産んで、キャリアとも両立して。応援するかいつでも連絡して」と言いたい。
そうやって、チャレンジする女性を増やしていかねば。

キャリアが先か、子供が先か(前篇)

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先日、大学の先輩の結婚パーティに行った時、まだ20代後半の結婚したばかりの女性の方からこんな質問をされた。

「子供も欲しいんですが、しっかりキャリアも積みたいと思っています。まずはキャリアを積むことに専念した方が良いでしょうか?それともまずは子供を産んで復帰してからキャリアを考えるべきでしょうか?」

以前の記事に書いたように、日本の少子化解消のことを考えれば、20代のうちに子供を産み、子育てと両立しながらキャリアを積んでもらえるほうが嬉しい。初産年齢が遅くなるほど、第二子を産む可能性は減っていくから、少子化解消につながらない。

しかし、実際には現在の日本で(そしてアメリカなどでも)、20代後半のまだ「半人前」の時期に子供を産み、育休をとって復帰して、復帰後も子育てと両立しながらキャリアを積んで出世街道に残る、のはかなり大変なことである。

国や企業が、女性のキャリアと子育ての両立を支援、といくら建前では言っていても、20代後半に産休→育休と長い人で1年くらい休まれ、その後も第二子出産で休むかも・・・、時短を取るかも・・・となると、キャリアを積ませるのは難しい、と本音では考えている職場が多いからだ。残念ながら。

また、多くの場合、20代後半では得意分野も確立しておらず、会社としてその人を失っても痛くない、だから「育休とっても帰ってきて!」と強く求められることも少ない。
その人自身も、まだキャリアが確立していないから、「会社に迷惑をかけるかも」とか「子供が可哀想」などと思うと、復帰することに自信を持てない。

結局、戻ってきても「マミートラック」的な内勤などに移されたり、本人も育児との両立を考えて遠慮したり、キャリア構築は優先順位から外れていくことも多い。

私の友人などでも、20代のうちに2人とか産んで、両立をしているのは、医者や弁護士、国家公務員などが多い。一般企業づとめだと、以前紹介した「育休世代のジレンマ」に出てくるように、仕事をやめて専業主婦になったり、別企業に転職したり、という人の方が多いだろうか。いずれにせよ、20代で出産、その後復帰してキャリアで成功、という成功事例が少ないとは思う。

一方、30代半ば以降の出産だと、子育てと両立しながらのキャリアの構築はやりやすい。
メリットは多い。
  • その人の得意分野や強みも確立しており、「時短でも何でも良いから、とにかく復帰して」と職場から求められるようになってくる
  • 自分のキャリア構築に積極的に投資し、復帰後も機会を与えてくれるメンター・サポーターも20代の頃よりは圧倒的に多くいる
  • 20代の頃よりも、仕事において自分の裁量が大きくなっており、両立しやすい
  • お金に余裕もあるので、いざという時にベビーシッターや病児保育を使ったりなども容易に出来るから、仕事に穴を開けずに両立しやすい
  • 自分自身のキャリアが構築され始めており、道筋が見えていることも多く、復帰することに迷いがない
だから、キャリアのことを考えると20代で出産するより、30代以降の出産のほうがメリットは多い。
自分自身、そのメリットを享受していると思うので、「キャリア構築は絶対に外せない」と思っている若い女性には、 「20代のうちに産むほうが良い」と自信を持って答えることが出来ないのが、今の私である。

もちろん年をとると、その分、妊娠可能性が減っていくというのが大きなリスクだ。
35歳を過ぎると、かなり確率が下がる。
ただし、自分が現在持っている卵子の数を推定するAMH検査や、卵管癒着など不妊につながる要素を持っていないかを調べる検査など、いわゆる「ブライダルチェック」があるので、出産時期を遅らせても大丈夫か、完全ではないものの、ある程度の判断をすることは可能だ。

というわけで、キャリアが先か、出産が先か、と問われた場合は、
「何はともあれブライダルチェックをしてみたらどうか?そこで若いうちに産まないと妊娠の可能性が低い、と言われたら子供を作ることを優先したら良い。
もし全く問題ない、ということなら、夫婦で相談して、33歳までは仕事に邁進してはどうか」
と伝えることにしている。

本当は「20代で出産して、復帰しても心配なくキャリアを構築できるよ!」と自信を持って言えるような社会環境に早くなればいいんだけど。

後篇はこちら→ キャリアが先か、子供が先か(後篇)

書評:産後が始まった!夫による、産後のリアル妻レポート

空前のイクメンブームで、世の中には男性向けの育児書が溢れているが、「夫に産後の妻のキモチを分かってもらうために読んでもらう本」として、断然オススメなのがこの本。

産後が始まった! 夫による、産後のリアル妻レポート
渡辺大地
KADOKAWA/メディアファクトリー
2014-03-14


この本は育児書ではなくて、産後に夫婦でどんな壁にぶち当たるのか、ということをわかりやすく解説している、いわゆる産後クライシスを回避するための本である。

産後クライシスといえば、何と30%の夫婦が産後2年以内に離婚しているという統計(厚生労働省)、5割の妻が産後に夫を嫌いになっているという統計(ベネッセ)もあり、ウチは愛し合っているから関係ないね、と思っている夫婦でも「産後クライシス」はひとごとではない。
そこまで行かずとも、産後の大変さを夫に理解してもらえないと感じたり、家事や育児を思ったように効率よく手伝ってもらえないときに、夫に不満をぶつける前に、この本を読んでもらう方が、夫婦仲良く楽しく産後ライフを送ることが出来るだろう。

この本は、産後、妻はどれだけ体力的・精神的に参っているものなのか、家事を手伝っているのに「何もしない」と妻に怒られるのは何故なのか、産後の夫婦間のよくある誤解やすれ違いを、かわいいタッチのマンガ入りで解説しており、パッと手にとってさっと読む事ができる。
この本の作者(男性)自身が経験したことを、そのままマンガにしているのだが、マンガだけに、普通だったらお互いに言えないようなことも言い合っていて、こちらの気持ちを代弁してくれるので、読んでいて気持ちが良い。例えばこんな感じ・・・
2人目の妊娠を聞いた時、
夫「やったあぁ、家族で野球チームの夢に近づいたぞ!」

夫のテンションに対して浮かない妻の顔。
妻「2人目か…産後相当大変だよね…」
夫「何で?一人目そんなに大変じゃなかったじゃん。大丈夫だよ!
  自分で言うのも何だけど、オレ「イクメン」な方だと思うけど?
  一人目の時だってさ、頑張っていっぱい残業して、帰ったら必ずコミュニケーション取って…」
妻「なぁにがイクメン?
  遅く帰ってきてせっかく寝た子を起こすわ。寝かしつけるまで「ごはんまだ?」とかボケッと待ってるわ。
  毎晩毎晩「りょうくん可愛かった?」ってこっちは悪露や抜け毛や色んな悩みで心も体もぼろぼろだったのに、気付いてなかったんかー!!」

ただ子供をかわいがって「イクメン」を自認していた私は、妻の気持ちを知ってガクゼンとしました
妻「二人目でまた同じことの繰り返しだったら、もうオシマイだからね!」 

夫は一生懸命家事を手伝っているつもりなのに、何故「何もしてくれない」と言われるのか、など、夫がギモンに思うところも、ちゃんと妻の気持ちを代弁して書いてくれている。
例えばゴミ捨て。
この本によると、夫が一番手伝っていると思っている家事の1位は「ゴミ捨て」だが、妻が手伝って欲しいと思っている家事の1位も「ゴミ捨て」だという。
その理由は、ゴミ捨ての際、夫がやるのは、妻が家中から集めてまとめたゴミを、玄関からゴミ捨て場に移動するだけだから、ということ。一番大変なのは、家中のゴミ箱やその辺に落ちてるゴミを集めてまとめるところなので、そこからやって欲しい、と妻は思っているのだ。

全くその通り、と私も共感。
台所の生ごみの臭いのを我慢しながらビニール袋を閉め、リビングのゴミ箱はまだ半分しか埋まってないからこっちとまとめよなどと考えながら集め、洗面所のゴミ袋を集め、寝室のゴミ袋を集め、ついでにベッド周りに落ちているティッシュのゴミを拾い、大きなゴミ袋に束ねて・・・
それからAmazonの段ボール箱を全部潰して運びやすくまとめて、ペットボトルは袋に入れて、夫がゴミ捨て場に運びやすいように玄関に整列。
ここまでが大変なので、この作業も全部やってくれたらラクなのに、とは内心思っていた。
こういうことは言えば良いのかもしれないですが、せっかくゴミ移動をやってくれているので、気分よくやってほしいと思うから、わざわざ言わない。
だからこそ、この本をそっと置いておいて、読んでもらうだけで、こちらの気持ちを代弁してもらえるのはありがたい。

それから、夫の方も完璧イクメンなどではなく、ダメっぷりがちゃんと書かれているところもこの本の良い所。
夜中のオムツ替え担当なのに、余りの眠さに負けて、 気づかないフリをしてスルーしようとする夫。 
家事を手伝いに来てくれた妻の母親に感謝の言葉も伝えず、「えー明日来れないんですか?」などと言って母親を怒らせ、サポートを打ち切られる夫。
夫が読んでいて、自分が責められるばかりの本はあまり嬉しくないですが、「こんな気持になるのってオレだけじゃないのね」と共感できるところが多いのは読みやすいだろう。

結局のところ、夫婦が自分の思っていることを相手にうまく伝え、相手の気持ちを理解して、お互いに「ありがとう」と「ごめんね」を言い合うことが出来れば、産後クライシスなんて起こりえないと思うが、この「うまく伝える」というのが難しい。 
この本を二人で読むことで、言いづらいこと、表現しにくいことも相手に伝わる、という意味でコミュニケーションの道具としてオススメである。

高学歴専業主婦も35歳までにキャリアの目処は立てること

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Photo credit: Fotolia

昨年、ハーバードなどの有名大学を卒業して専業主婦になるアメリカの高学歴女子が増えている実態を描いた「ハウスワイフ2.0」が話題になったが、日本でも東大卒の専業主婦というのは実はとても多い。

ハウスワイフ2.0
エミリー マッチャー
文藝春秋
2014-02-24


何で東大を卒業してわざわざ専業主婦に・・・と言う人もいるかもしれないが、これは「学歴が高いほど、職業の選択肢が豊富である」ということと矛盾していない。
実際のところは、仕事を続けたかったが、育児と両立が難しくて仕方なく仕事を辞めた、夫の転勤に伴いやめざるを得なかった、という人が多いと思う。
そういう状況でも、専業主婦になるならそれはそれで割りきって、専業主婦ライフを楽しめる人が多いのは、やはり高学歴のなせる技なのだろう。
高学歴女子の方が、高学歴で高収入の男性と結婚する機会が多いとか、本人に実力もあるので主婦をやりながらの高収入の副業(例えばZ会の添削や試験作成)も可能とか、料理やお裁縫など専業主婦生活にもうまく楽しみを見出してブログ発信、はたまたネットショップなどで起業などという人も。いざ仕事に復帰しようとしても学歴と経歴が後押ししてやりやすい・・・など色んな背景があり、贅沢な選択、とも言える。

でも「ハウスワイフ2.0」でも指摘されているように、有名大学を卒業した彼女たちは本当に専業主婦をやり続けるのが良いのか、そのつもりなのかと言われると、子供がある程度の年まで育ったら、自分の学歴などを活かして仕事に戻りたいと内心思っている人は多い。

もし人生の途中で専業主婦になることを選んだ彼女たちが、将来的に復職してキャリアを積むとか、補佐的な仕事ではなくてリーダー的役職について仕事をする、ということに興味があるならば、35歳くらいまでには復職し、またはキャリアの目処を立て、40歳になるまでには何らかの結果を出すことを非常に強くお勧めする

実は、高学歴女子が専業主婦を5年やっていて復職する、というケースでも、30歳と35歳では雲泥の差がある。
30歳での復職なら、かなり広い職業の選択肢があり、もう一度「キャリアのトラックに乗る」ことも可能だが、35歳になるとそのような選択肢はかなり狭まってしまう。
就職・転職市場には「35歳の壁」があるのだ。

これは男性も同じなのだが、高学歴の人ほど、20代の頃に様々な選択肢が選べ、引く手あまただったので、35歳を過ぎると急に選択肢が減るということを知らない人が多い
 
転職エージェントをやっていた私の知人には「専門性を変えるような転職は35歳までにしろ」と口酸っぱく言われていた。専門性を変える転職とは、例えば、これまで営業職をやってきた人が、経営管理職に行くとか、コンサルティングやファンドに転職するとか、同じ営業でもIT営業だったのが、製薬メーカーの営業になるなどの転職のことだ。

彼によると、35歳を超えると専門を変えて、ゼロから実績を積み上げさせてくれるような求人は一気に無くなるという。一見、年令に関係なく求人をしているが、それは既に専門性を積んだ人をふるい落とさないようにするため。35歳を過ぎて、専門を変えようと転職活動している人は、学歴や経歴の良い人であっても非常に苦労しているのだという。

35歳という年は、大学を卒業して一つの職種に就いている人なら、5年、10年はその仕事をやって実績があり、部下や後輩の指導なども行いながら、かなりの責任ある仕事を任せることができる、企業からみるとかなり生産性の高い年代だ。どうしても、それと比較してしまうので、35歳以上を採用するのはコストの割にリスクが大きいのだ。
また、35歳で就職・転職となると、多くの場合上司は年下となることを覚悟したほうが良い。

なお、35歳を過ぎるとゼロからの転職は難しい、というのは海外でも同じ傾向。だから、日系だから、外資系だから、ということではない。
また、既にキャリアを積んでいる人であっても、35歳を過ぎると積んだキャリアから専門性を変えるのは難しくなるのは同じであり、選択肢の幅は狭まっていく。

専業主婦になる前に仕事をしていても、資格があるなど相当専門性の高くない限り、ブランクの後で復職するのは、上の「専門性を変える転職」と変わらない。
もちろん、全く就職ができなくなるということではなく、補佐的な仕事ではなくリーダー的役職に就けるトラックに乗るとか、東大卒という学歴などを活かしての就職が難しくなるということだ。
そしてその場合でも、ベンチャーなど規模の小さい企業などに限られるなど、選択肢が限られるということ。

だから、高学歴女子で、現在専業主婦をやっており、いずれは復帰・・・と思っている人で、35歳以下の人は、かなり真剣に復職に向けた活動を始めること。転職エージェントに登録したり、相談したりなど始めるべき。
また、35歳を過ぎている、という人はかなり選択肢が狭まっていることを覚悟して、エージェントへの登録はもちろんのこと、人づてなどをもっと真剣に使いつつ、活動することを強くおすすめする。 

胎動が不安な時-胎動は産まれた後の赤ちゃんの動き方にそっくり

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赤ちゃんが産まれて、お世話をはじめてわかったことのひとつに「胎動って産まれてからの赤ちゃんの動きそのままなんだなぁ」というのがある。
産む前は、胎動に一喜一憂した。

私は、高齢出産にもかかわらず、時には自分のお腹に赤ちゃんがいることを忘れるほど仕事で忙しくしてした反省もあり、たまに胎動を感じなくなったり、変な胎動だったりすると「大丈夫なのか?」と不安になった。
ところが、産まれてきた本人を見て、「ああ、あれはこの動き方だったのか」と納得出来るものが数多くあり、そんなに心配しなくても良かったなぁと思っている。

そのうちの幾つかの動きを紹介します。

しゃっくり様胎動
例えば、うちの娘は生後2ヶ月になるまで、授乳の後しょっちゅうしゃっくりをしていた。
しゃっくりは、赤ちゃんが母乳を飲み過ぎた時などになるらしい。
最近は、満腹中枢が形成されてきたのか、飲み過ぎることも減り、頻繁なしゃっくりは解消してきた。

実は、娘はお腹の中にいた時も「しゃっくり胎動」を頻繁にしていた。
「ぴくっぴくっ」という規則的な胎動で、最初に気付いた時は、これは何?と思い、その後も一日に2回くらいの頻度で起こっており、一体何なのだろう、と不思議に思い、ネットで調べてしゃっくりと知る。
ただ、頻度が高かったので、少し心配していた。

ところが産まれてきてから、産院の助産婦さんが驚くほどものすごい勢いで母乳を飲み、飲み続けて、しゃっくりをしている姿を見て、「ああこれだったのか」と納得がいった。
単に食い意地が張っている性格なだけだったか!!心配させおって。
きっと、お腹の中でも羊水を飲みすぎて、しゃっくりを頻繁にやっていたのだろうと思われる。

逆子かと思う頭突き胎動
妊娠中期のまだそこまで胎動が強くない頃から、いつも膀胱のあたりを強く蹴られるような感覚があり、「逆子なのかな?」と思っていた。
一方、膀胱だけでなく、普通に腹部をかなり強く蹴られることもあり、ひっくり返ったのかな、と思っていた。

後期に入ってもその膀胱を蹴られる胎動は続いていたのだが、超音波で見ても逆子ではない。
しかも、腹部を蹴られたと思ったらすぐ、膀胱に刺激が来ることも。
先生に「膀胱を蹴られているときは、逆子なんですかね?」と聞いたら、「う~ん、そんなに早く胎児の位置は変わらないから。頭突きかも?」と言われ、初めてそんなことが有るんだと思った。

生まれてきてみると、娘は首の力が強い子で、生後1週くらいから「ふんっ」とか言いながら、首を持ち上げようとする。
縦抱きしていても、「ふんっ」とか言いながら頭をぶつけてくる。
まさにタイミングと言い、動き方といい、胎動の時膀胱でよく感じていたやつだ。
あれは頭突きだったのか!と納得がいった。心配させおって。
お腹の中でも、この子は「ふんっ」とか言いながら頭突きをしていたのかもしれない。

胎動がなくなる?
それから、ある日元気よく動いていると思ったら、その後1日くらい動かないこともよくあり、これは結構心配した。実際、突然胎動が無くなって、胎児が死亡しているということもあるようなので。
私が徹夜で仕事していた日、胎動がかを感じなくなった時はさすがに心配になり、病院に駆け込んだが、「ちゃんと心拍ありますよ。元気です!」と言われたりした。

産まれてみると、まあ良く寝る子で、生後1週くらいから夜は5,6時間まとまって寝る。
生後2ヶ月経った今でも、 途中授乳はするけれど終わるとすぐにコテッと寝て、連続で12時間くらい寝ることも。
途中、「う~ん」と両手を上にあげて伸びをして起きようとするのを15回位繰り返すが、まだ寝ている。
将来は寝起きの悪い子になるに違いない。

一方、起きている日は、 いつまでも元気でよく動く。夜も寝ない。

日によって気分にムラがある子だったんだなぁ。
胎動にまであらわれるなんて・・・ 
あれは、寝ているだけだったのか!心配させおって。

他にも、腹部を蹴られる連続した強い蹴りはこれだったのか!と思う連続蹴り、両手両足を伸ばすような蹴りなど、胎児時代に思い当たる胎動がある動きをたくさんしている。

というわけで、胎動って産まれた後の動きとそっくりなんだなぁと思う。
本当に様子がおかしい時は病院に行ったら良いと思いますが、上記のようなこともあるので参考までに。
胎動が不安なときは、産まれた後の赤ちゃんの動き方に思いを巡らせて、不安を解消しても良いかもしれません。
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