Lilacの妊娠・出産・育児ノート

キャリア志向の強い女性や、仕事で既に責任ある立場にあったりする女性向けの妊娠・出産・育児ブログ。 妊娠したときのTips集、キャリアと妊娠・育児を取り巻く論点、女性リーダーシップと子育ての両立、日本と海外の状況比較、今は仕事に没頭中だけどいずれは子供も欲しいと思う若い女性向けのメッセージなど、様々な話題をお届けします

昨年3月に生まれた娘ももうすぐ1歳半になります。復帰からも約1年。早いものです。第二子を妊娠、10月末に生まれる予定です。

産後3ヶ月を振り返って(3/3)-産後3ヶ月目

昨日、一昨日に引き続いて。

産後3ヶ月を振り返って(1/3)-産後1ヶ月目(赤ちゃん0ヶ月)
産後3ヶ月を振り返って(2/3)-産後2ヶ月目(赤ちゃん1ヶ月)

このころになると、育児にもなれるし、赤ちゃんも一人で遊んでいる時間が長かったりして、私もブログを更新したりなど、かなり自由に時間を使えるようになってきた。

■ 風邪ひき中は、授乳すると赤ちゃんが風邪をひきにくい

産後9週目にあたるゴールデンウィークに、私はかなりひどい風邪をひいてしまい、39度の熱が出た。
しかし電話で小児科に相談したところ、私の体力が問題なければ、マスクをして風邪をうつさないようにしながら、授乳は続けたほうが良い、とアドバイスされた。
なんでも、私がひいた風邪の抗体が血液中に出来ると、それが母乳に移行するので、赤ちゃんが風邪をひきにくくなるという。

抗体だってタンパク質なんだから、赤ちゃんが消化したら、ただのアミノ酸になっちゃうんじゃないの?と不思議に思ってネットで調べたら、アミノ酸に分解される前に、胃や腸などの消化器で抗体として活躍し、ウィルスや細菌から守る、ということらしい。

参考:抗体医薬品-抗体はどんな働きをしているの?-協和発酵キリン株式会社
このページを見ると、抗体がどんな風に活躍するのかわかります。

また、そもそも、小さい赤ちゃんは消化の力が弱いので、タンパク質は余り分解されず、そのまま外に出てくるのだという。
ということは、抗体は消化も吸収もされないけど、赤ちゃんの胃や腸の中で、細菌をブロックしたり、溶解したりして活躍しているわけね。

6ヶ月くらいになると「母乳の免疫が切れる」と言われるのは、赤ちゃんの胃腸に消化酵素などが徐々に整って、消化の力が強くなり、抗体のタンパク質も消化されてしまうから、効きにくい、ということなのだろう。きっと。

風邪をひくと、引き始めから徐々に血液中に抗体ができはじめ、母乳にも移行するので、ママが先に風邪をひいた場合は、母乳をあげることで、赤ちゃんの胃腸で抗体が風邪菌を退治してくれる、ということだ。

というわけで、ゴールデンウィーク中は、基本的に夫がずっと娘の面倒を見て、私は授乳の時間になると現れて、マスクをしたまま授乳して、終わると何も言わずに別室に去っていく、というまさに母乳マシーンな生活をしていたのだった。

■ 予防接種開始

私の風邪が治ったところで、初の予防接種を受けに行ってきた。
娘は、病院についてから眠くなってまどろんでいるところに、先生が針を3本、文字通り「ぶっ刺した」ので、今までに聞いたことがないような声で泣き始めてしまった。
その日のうちに高熱が出ることが20例に1例くらいはある、と聞いていたが、幸い全く熱はなかったが、その日は夜までずっとグズグズと泣き続けていた。

予防接種の数はこの2,3年で急に増えたらしいが、まだ他の先進国の水準には達していないという。
そう言えば、私はアメリカ留学時に、予防接種の種類と数がマサチューセッツ州の定める規定に達しておらず、渡航前に大量に受けたのを覚えている。
B型肝炎などは時間がかかるので、 渡航ギリギリになってしまった。
こんなことやってるのって、日本だけらしいよ、と留学したばかりの頃、皆で話していた。

副反応などが心配で、予防接種を受けさせない親御さんもいるようだが、効果が半々であるインフルエンザや、摂取すると危険な可能性がある子宮頸がんウイルス以外は、任意接種のものもグローバルには標準なのだ、ということは伝えておく。
接種を受けずに病気にかかって、熱が42度を超えるリスクの方が、予防接種で病気になるリスクより圧倒的に高いと思うので・・・

■ 首すわりに向けて
 
個人差はあるが、うちは1ヶ月の頃から色々な声を出すようになり、また笑いかけると笑うようになったので、育児が断然楽しくなってきた。
首は6週目くらいから座り始めたかな?という感じで、縦抱きにすると首を左右に回したりして暴れるが、なかなか座った感じにならないので、ベビーマッサージのスクールで聞いた「うつぶせ動」というのをやらせてみた。
これは、まだ寝返りができない赤ちゃんをうつ伏せにして、 首をあげる練習をさせるというもの。
うちの娘は2,3分ずっと首をあげることが出来るようになり、やる気があるときは明らかに首が座っているのだが、やる気が無いと首がグニャっとするので、首すわりの程度は不明。
ただ、良い運動になるのか、この運動の後しばらくするととても良く寝る。

■ 赤ちゃんを連れてのお出かけ・外食

ベビーカーもこの頃に購入したので、ようやく赤ちゃん連れでの徒歩以外でのお出かけを開始した。

飲酒については色々あるので、別の記事で書こうと思うが、赤ちゃん連れでの外食については、結構首がしっかりし始めた5月中旬以降(11週ころ)から行き始めた。
お店は、私の行きつけで勝手知ったるところ。スタッフがとても協力的で、ベビーカーを使ったり、バウンサーを持ち込んだりして、赤ちゃんにとって良い環境が作れるところに限って。

そもそも普段外食をしない、という人はわざわざこんな早い時期に赤ちゃん連れで外食する必要はないし、慣れない店で赤ちゃん連れで行くのは気を遣って親が疲れてしまうと思うので、べつにわざわざする必要はなく、オススメしているわけではない。
でも、どうしても行きたい、という人は行ってもいいと思う。
事前にシミュレーションして、いろんな事態を想定し、色んな物を準備して持っていくと、安心して食事もできる。
それから、お店がOKといっても、周囲のお客さんがOKと思っているとは限らないので、周囲への気遣いを忘れずに。

こんな調子で3ヶ月を迎え、生後100日を迎えられることになった。

【産後3ヶ月目(赤ちゃん2ヶ月)まとめ】
・ ママが風邪をひいても、マスクをして赤ちゃんに母乳を飲ませたほうが良い。母乳に抗体が移行するが、赤ちゃんは抗体を消化できず、胃腸で細菌やウィルスと戦ってくれるから
・ 予防接種は、接種後に熱が出ることも。ぐずるのは定番。病気になって高熱が出るリスクの方が高いので、医者と相談しながら、任意接種も出来るだけ受けたほうが良い
・ 2ヶ月だと人混みは避けたほうが良いが、赤ちゃん連れの外食も別に可能なので、行きたい人は行けば良いと思う。事前に色んな自体を想定し、色々準備していくこと。周りへの気遣いも忘れずに。

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産後3ヶ月を振り返って(2/3)-産後2ヶ月目

昨日の記事(産後3ヶ月を振り返って(1/3)-産後1ヶ月目)の続きで、2ヶ月目を。
赤ちゃんは1ヶ月の誕生日を過ぎ、「生後1ヶ月」とか呼ばれている頃です。


■産後5, 6週目頃

このころになると、赤ちゃんがいる生活にも慣れが出て、少し余裕が出て来た。
徐々に家事も自分でできるようになり、夕ごはんと掃除・洗濯くらいは自分で出来るようになった。

一方、赤ちゃんはどんどん元気が有り余るようになり、前より大変になった。
うちの娘の場合、夜中に中々寝付かない、というのがこの頃から。
夜は、母乳より寝付きが良いと言われるミルクをあげるが、全く寝ない。
ひどい時だと4時ころになっても、全く寝ない。
ずっと抱っこし続けても、目をくりっと開けて、寝ない。寝たかな?と思ってベッドに置くとギャン泣きする。
余りに寝ないので、仕事で朝早い夫は支障をきたすので、この頃は別室で寝てもらい、私が一人で寝かしつけをやっていた。

写真は、夜12時ころから寝かしつけを始めて、何をやってもダメの繰り返しで、漸く3時半ころに眠りについてくれたときのもの。
寝てくれたのは良いが、大人のベッドのど真ん中に寝てしまい、あまりにかわいくて動かすことが出来なかったので、私は端の方にひっそりと寝た。

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当時の育児記録を振り返ると、産後3週目には夜中5時間はまとまって寝てくれていたはずの娘が、寝なくなって、また睡眠が細切れになっている。

4月13日(月)
0:05 ミルク100mlを飲む
0:35 おむつ交換をして寝かしつけに入るが、全く寝ない。抱っこして置く→失敗、を繰り返す。
1:55 抱っこでもおしゃぶりでも寝ないので、添い乳にトライ。5分でやめ、泣き出す。全く寝ない。
2:40 おむつ交換
3:00 再度添い乳にトライ。40分後、いつの間にか自分が寝ていたら、赤ちゃんも寝ていた!(上の写真) 赤ちゃんのじゃまにならないよう、端っこで寝る(2時間睡眠)
5:50 再び泣き声に目が覚める。おむつ交換。添い乳で寝かせて、搾乳開始。その後寝る(2時間睡眠
9:00  再び泣く。おむつ交換。添い乳をして寝かせ、自分も寝る(1時間睡眠
10:25 再び泣く。 添い乳をするが、5分もすると大泣き開始。抱っこする
11:10 再び授乳にトライ。今度は飲んで泣き止む。おむつ交換。寝る(1時間睡眠)
13:10 再び泣くので、授乳して寝かしつける。おむつ交換。
記録を振り返ってみると、当時はベストなやり方に行き着かずに苦労しているなーと思う箇所がいくつかある。

寝かしつけの仕方
当時より元気な今でも、どんなにギャン泣きしていても、縦抱きで脚をつかって大きくゆっくりゆらゆら揺らしてあげると10分もすれば寝る。
今思えば抱き方がヘタだったのと、赤ちゃんが寝入る前に抱っこをやめたために泣きだしてしまい、ゼロからやり直しが多かっただけだと思う。

・ 色々な揺らし方を試して、赤ちゃんが心地よく寝る揺らし方を模索すべし
・ 赤ちゃんがレム睡眠じゃなく、深く寝入るサインが出てから初めて置くべし(体が熱くなる、息遣いがスースーになる、手や脚の力が抜ける、など)

赤ちゃんのなく理由
以前、書評:Tracy Hogg 赤ちゃん語がわかる魔法の育児書 で書いたように、赤ちゃんの泣く理由はおなかがすいただけではない。
上の育児記録を見ると、1:55のとか、10:25の下線部などは、授乳間隔も短いし、5分で泣き出すということは、おそらくお腹が空いて泣いていたのではないと思われる。
1:55は眠い、10:25のはオムツなどの理由で泣いていたんじゃないかと今は思うけど、当時はとりあえず乳を突っ込んで解決しようとしていたらしい。
こういう時に、赤ちゃんの泣き方をよ~く見て、「授乳は一番最後」としていたら、もっと楽だったんじゃないかな、と今は思う。

■産後7~9週目頃

この頃、赤ちゃんは大きく成長。
まず、これまで20分以上かかっていた授乳時間が、10分とか15分で済むようになった。
満腹中枢が出来たのか、自分で吸うのを勝手にやめるようになってくれた。(それまではたくさん飲んで、たくさん吐いていた)
体重も5kgに達し、縦抱きにしていると自分で首を左右に動かすなど、首すわりの兆候が出てきた。
何よりも、人を見てニコニコと笑うようになってきた。いわゆる新生児微笑ではなく、作り笑いみたいな笑顔だが、おむつを取り替えたり、授乳だってわかると、こちらを見て笑いかけてくれる。
これを見ると疲れが吹っ飛ぶような気持ちになった。

余りに可愛くてたくさん写真撮って、携帯の待ち受けにしてしまいました。
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授乳もだいぶ規則的になり、空いた時間で搾乳なども楽にできるようになった。
(お酒を飲む日を作るため、せっせと搾乳して冷凍母乳をたくさん生産した)
育児記録を見ると、かなり規則的になっているのがわかる。
4月23日(木)
0:00 おむつ交換。授乳10分、寝かしつけ (3時間睡眠)
3:15 赤ちゃんが泣き、起きる。おむつ交換。授乳10分 (3時間睡眠)
6:30 赤ちゃんが泣き、起きる。おむつ交換。授乳15分、搾乳後に睡眠 (2時間半睡眠)
10:00 おむつ交換。授乳20分。授乳中にうんちをしたので再度おむつ交換
11:00 うんちをしたのでおむつ交換 
12:20 授乳10分。授乳中に搾乳
14:20 授乳10分。おむつ交換
16:40 授乳10分。おむつ交換
17:00 うんちをしたのでおむつ交換。 
18:00 赤ちゃんが泣くのでおむつ交換。
19:30 授乳20分。おむつ交換
こんな感じで楽になってきたので、ゴールデンウィークにお宮参りに行くことも決定。
じいじばあばに赤ちゃんを預けて二人だけで出かける、夫にあずけて自分だけで外出、なんてことが出来るようにもなり、産後初めてのリフレッシュ。
これをやり過ぎたせいか、ゴールデンウィーク中に39度の熱が出る風邪を引いてしまうのだった・・・
産後2ヶ月のころは育児疲れが出て、風邪をひきやすい、とは聞いていたが、本当にひいてしまった。

【産後2ヶ月のまとめ】 
・ 子供がいる生活も1ヶ月経って慣れてくるので、少し楽になる。いわゆる「床上げ」で、家事をするなど動きまわって良い頃。
・ まだ昼夜の区別がついていない時期の赤ちゃんが夜に2時間も寝ないのは、寝かしつけの方法を変えると寝るようになる可能性。「深く眠ってから置く」と「赤ちゃんの好きな揺らし方を徹底研究」で寝るようになるかも。
・ 赤ちゃんのなく理由は「おなかがすいた」だけではない。オムツや眠い、疲れたなど、様々な理由を探って、授乳は一番最後の切り札として使うと、もっとラクになる
・ 個人差はあるが、生後2~3ヶ月で人に笑いかけるようになってくるので、そうすると大変な育児も報われる気持ちになるから、それまでの辛抱だと頑張る。
・産後2ヶ月は育児の疲れがあるので、余り無理をしすぎると風邪をひく

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 お宮参りの写真

産後3ヶ月を振り返って(1/3)-産後1ヶ月

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1ヶ月の誕生日の写真

先週は、娘が3ヶ月に達したので保育所に預け始めたのですが、想定外のことが色々起こり、その対応でてんやわんや。
詳しくは書きませんが、保活を再開。復帰するだいぶ前に預け始める判断は正解だったと思ってます。
そんなわけでブログの更新が滞っておりましたが、今日は娘が産まれてから3ヶ月を振り返ってみます。

■産後1~2週目:赤ちゃんのいる生活に慣れる。睡眠をまとめて取れないので昼すぎまで眠る

私は里帰りしなかったので、産院から退院してからは自宅で夫と二人で赤ちゃんがいる生活の構築を開始。
これは大変だったが、二人の協力関係を築くには非常に良かったと思っている。(これはそのうち書く)

小さい子だったので、体重を増やすために必死でたくさん飲ませた。
母乳をあげたら、次は搾乳したものを与え、更にミルク、という感じなので、一回の授乳に1時間以上かかることも多かった。
また、飲む力が弱くて飲みきれない分を、いちいち搾乳しておかないと、乳腺炎を発症しそうになるので、授乳後の搾乳にもかなり時間も取られた。

退院3日目、夫が1週間の育休を取っていたときの育児日記を振り返るとこんな感じ。

3月13日(金)
0:10 おむつ交換。その後、搾乳35mlをフィーディングカップで与える
0:30 授乳中にうんちしたので、授乳後に再度おむつ交換。その後夫が赤ちゃん寝かしつけのため、抱っこ。その間に私は赤ちゃんが飲みきらなかった母乳を搾乳。
1:00 やっと赤ちゃんが寝たので、二人寝る(1時間50分睡眠
2:50 赤ちゃんの泣き声で目を覚ます。まずはおむつ交換の後、左右15分ずつ直接授乳。
3:30 先ほど搾乳しておいた母乳25mlを与える。これでは足りないので夫がミルクを作成。10mlほど飲む
3:55 また授乳中にうんちをしたので、再度おむつ交換。それから夫は寝かしつけと、私は搾乳。
4:20 ベッドに入るがしばらく寝付けず、Amazonで足りないものを購入したり。1時間後漸く眠る(1時間睡眠
6:20  赤ちゃんの泣き声で起きる。おむつ交換。その後左右15分ずつ直接授乳。授乳している間に寝てくれた
7:00  再度寝る(2時間睡眠
9:00 赤ちゃん起きる。おむつ交換と、搾乳しておいた母乳を40ml与える。
9:50 寝る(1時間40分睡眠
11:30 赤ちゃん起きる。おむつ交換。母乳を左右10分ずつ直接授乳。足りないので夫がミルクを作成。40ml飲み切り、赤ちゃん寝る。その後搾乳。
12:30 寝る (2時間睡眠)
14:30 赤ちゃん起きる。おむつ交換、母乳を左右10分ずつ。搾乳35ml。そろそろ起床、私は超簡単ご飯を作る。夫は部屋の掃除と洗濯開始。
15:00  交互に赤ちゃんをあやしながら昼食

きりがないのでこのくらいにするが、要するに授乳のサイクルが3時間に一度なのに対し、おむつ→授乳→搾乳のプロセスが1時間以上かかるので、一回の睡眠は2時間弱しか取れない。
それを何度も繰り返す、という形。

私は睡眠時間が乱れることなど気にせず、毎日昼過ぎまで寝まくっていたので何とかなったが、朝ちゃんと起きるママには、寝不足でふらふらになり倒れてしまう人、もいるという。 
どうせあと数ヶ月は休みなわけだし、仕事で徹夜続きの独身時代なんて土日は夕方まで寝まくっていたわけだし、今更朝早く起きる生活をする必要はない、と開き直って、睡眠第一にした。

それから、産前に準備していたものでも、足りなかったり、想定と違ったりで、新たに買い物が必要になることがしばしば。その際には、Amazonや楽天、ベルメゾンなどのネットショッピングを大いに活用した。
おむつや粉ミルクはもちろん、レンタル搾乳器や自分の授乳服、おしりふきやらおしりふきウォーマーやら、赤ちゃんのタオル、おもちゃ、おしゃぶりやら、何から何までネットで購入していた。
しかも、○ちゃん本舗などの店頭で買うより、ネットで買ったほうが2-3割安いし。
お蔭で、毎日数回宅配が届いて、赤ちゃんの世話をしている途中に来ると出られず大変なのと、空の段ボール箱の山を潰すのが大変だった。

当時Amazonで買って、すごく良かったと個人的に思うものを紹介しておく。

リッチェル のせのせミルクボックス
リッチェル
搾乳や授乳に必要な哺乳瓶をいちいち洗ってると大変なので、哺乳瓶は大量に購入したのだが(搾乳用に6本、授乳用に2本)、これをまとめて洗って煮沸して、立てて乾燥して置けるこのボックスは便利。
哺乳瓶10本くらい中に入るし、上にミルクの缶などを並べて置ける。現在でも重宝しているものの一つ

授乳はママにとって初めてなだけでなく、赤ちゃんにとっても初めて。まずは「吸って飲む」ということを訓練するにあたって、特殊な形の訓練用乳首がついたこの哺乳瓶はオススメ。
その後、乳首のサイズを変えるにあたっても、ピジョンの「母乳実感」シリーズのものをそのまま使えるので便利だ。


哺乳瓶や搾乳器の煮沸用の容器は色々あるが、哺乳瓶専用のものは哺乳瓶にしか使えないので実は不便。これはたくさん入るし、色んな形のものが煮沸できるし、そのうち煮沸なんてやらなくなっても、野菜などをスチームするのにも使える容器なので、便利。


チュチュベビー 出っ歯になりにくい 蓄光デンティスター1 授乳期用(0ヶ月~6ヶ月頃) ドイツ製
チュチュベビー
おしゃぶりは賛否両論あるが、ウチではどうしても泣き止まない時や、寝かしつけで「寝たかな?」という程度で下ろすときに、口にくわえさせるのに重宝した。
この商品は口の部分が蓄光するので、夜中でも光って見えるから、赤ちゃんが寝てから外したり、夜中に泣きだした時にくわえさせたりするのに便利だった 


抱っこ紐は色んな種類があるが、抱っこ紐を子供の成長に合わせて2種類買っても良い、と思っている人には、このベビービョルンオリジナルがオススメ。
エルゴでインサートを入れるより、圧倒的に首周りの安定感がある。また、エルゴよりずっと軽くて装着も簡単だからだ。
生後4週目くらいから主に家の中で使用。その後、外に出るようになってからは外でも使用している。今でもベビーカーより重宝しているグッズの一つ
ただし、子供が重くなったら、腰紐がないこのタイプはキツイので、エルゴなどの腰紐付きのものに買い換える必要があるが、今のところ、6kgの子を1,2時間抱っこし続けるくらいなら全く問題ないかな、という感じ(人による)。
この商品、首すわり後は写真のようにガードを折り返して使えるだけでなく、首と腰が座ったら前向き抱っこも可能なので、力のあるパパなら、2歳ころまで(製品は13kgまでOK)問題なく使えると思う。

別にベビービョルンの回し者ではないが、このバウンサーもオススメ。うちの娘はこれが大のお気にい入りで、泣いていてもこれに乗ると泣き止むくらい。3週目ころから使い始めた。上の写真は1ヶ月の誕生日の時だが、こんな感じで使われていた。
実は私の弟からのプレゼントで頂いたのだが、弟がAmazonで購入していたんで、ここでご紹介。


■産後3~4週目:腰痛がひどい、赤ちゃんの世話に追われ、家事の時間はない

いわゆる「魔の3週目」と言われる頃で、個人的には一番つらかった時期。
とにかく抱っこしていなければギャン泣きするので、抱っこのための赤ちゃんの上げ下ろしで腰を痛めてしまった。
当時の育児記録を見ると、夜は5~6時間まとめて寝られるようになったが、昼間は1時間に一度授乳している。

3月27日(金)
2:00 おむつ交換後、ミルク60ml。寝る(5時間睡眠
7:15 赤ちゃん起きて、母乳を左右15分ずつ添い寝しながら与える。おむつ交換して寝る(3時間睡眠
11:00 赤ちゃん起きて、母乳を左右15分ずつ与える。おむつ交換。ここで自分も起きて、赤ちゃんを近くにおいてシャワーに入る
12:15 赤ちゃんが泣き出すので、おむつ交換。自分の昼ごはんを食べる
13:00 赤ちゃんが泣き出すので、おむつ交換。泣き止まず、母乳を与えるが5分だけしか吸わない。その後抱っこを続けて、ようやく寝る。疲れたので少し昼寝する(30分睡眠
14:10 赤ちゃんまた泣く。抱っこをしばらくしているとまた寝る。搾乳をしておく。
15:15 すると赤ちゃんまた泣く。おむつ交換。泣き止まず、母乳を与えると、左右15分ずつ飲む。再度おむつ交換。 
16:30 赤ちゃんまた泣く。おむつ交換。泣き止まず、搾乳を30mlほど飲む
17:30 赤ちゃんまた泣く。母乳15分。その後搾乳を50ml与える。 だっこして寝かせる。

こんな感じで、寝ることは出来るようになるが、一日中赤ちゃんの面倒を見ているか、搾乳しているかで、自分が食べる食事を温める(料理はしない)以外は、家事も出来ない。
腰痛もひどいので、立ち仕事はできるだけ避けて、産後ヘルパーさんにやってもらうか、夫が帰ってきてから全てやってもらう、というのが常だった。 

よく産後1ヶ月を床上げとかいって、それまではできるだけ横になって寝ていなさい、というのが日本のカルチャーとは聞いていたが、私の場合、本当にそんな感じだった。
Yahoo!のCEOのマリッサ・メイヤーが、CEOの職について2ヶ月で第一子を出産し、その後、産後3週間で仕事に復帰したと聞いていたが、すごいなぁと思った。(産んだ年齢もほぼ同じだから、高齢は理由にならないし!)
やはり、欧米人とは体の作りが違うのかなぁ、と思った次第。

お宮参りなんてムリムリ、ということで(赤ちゃんじゃなく、自分が)、ゴールデンウィークまで延期。
なお、最近は両家の祖父母が集まるのも大変なので、お宮参りとお食い初めをくっつけてやる、という話も良く聞くが、これは赤ちゃんのためだけでなく、母体のためにも正解だろう、と思っていた。

ただ、頑張ったかいがあり、小さく産まれた子が、1ヶ月検診の頃には平均体重に達していた。
こうして、てんやわんやのなか、一ヶ月の誕生日を迎えた。

【産後一ヶ月のまとめ】
・ 最初の数週間は、1~2時間ずつしか寝られないので、寝る回数を増やすこと。夜早くから寝るか、昼すぎまで寝ることで、合計8~9時間寝れば、寝不足で倒れることはない
・ 買い物に行くのが困難なので、ネットショッピングを活用すること。今やネットで買えないものはない
・ お宮参りなんて1ヶ月後にしなくても、今の時代赤ちゃんが死ぬわけでもないので、母親の体調を優先すること 
・ 家事は立ち仕事は出来るだけ夫の協力を得ること。特に大人の服の洗濯や、寝室以外の掃除はやらなくても死ぬわけではないので、週末や夜に旦那さんにやってもらって乾燥機や浴室乾燥を使えばよし
・ 腰痛は抱っこを続けることより、赤ちゃんの上げ下ろしでなることが多いので、抱っこ紐などの便利なものを使うこと 

「下積み時代は激務が当然」じゃ少子化は解決しない-キャリアが先か、子供が先か(続編)

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おととい、私の高校時代の友人たちとのママ会があり、子供の話や懐かしい思い出話に花が咲いた後、私が書いた「キャリアが先か、子供が先か」の記事の話になった。

キャリアが先か、子供が先か(前篇)
キャリアが先か、子供が先か(後篇)

話を聞いていて、(一部企業や職種を除く)どの会社も、若いうちは激務が当然、というところが多いんだなぁと改めて思った。
特に出世コースに残り続けるためには、最初の5~10年程度は残業なんか当たり前。
中には電車がなくなる時間まで働くこともザラという会社もあれば、残業代が出ないので7時始業、なんて会社もある。

会社によっては転勤が出世の条件、というところもある。
入社して5年は地方の営業所で働き、そこで課長になり、別の地方に転勤して支店長になり・・・などなど。

いや、別に出世に興味がなくても、単に下積み時代の安い給料から抜けだして、そこそこ稼げるようになるにも出世は必要なので、そのためには残業や土日出勤も含む激務を若いうちにこなさなくてはならない。

仮に女性が妊産適齢期の20代後半から30代前半、すなわちこの激務下積み時代の途中で、妊娠・出産を経験すると、出世コースから外れたマミートラックに移行することになりがちだ。
夫が9時5時ならまだしも、夫も残業がある中、子供を保育園に預けて働く、というライフスタイルで7時始業や深夜残業は厳しくなる。
本人が希望していなくても、激務が遂行出来ないので会社として移行してもらう、ということもある。

更には、本人たちが気にしなければ問題ないが、保育園が見つからない等で、女性が長い育休をとらざるを得なかったり、二人目も産んで3-4年の育休を取ったりという場合、復帰すると自分より3-4年若い後輩と一緒に、自分の同期や後輩の上司の下で、激務をこなすことになる。

周囲のそういうのを見てきた私達30代後半のおばちゃんたちは、私が前記事で逡巡していたように、キャリアを積みたい若い女性には、親心で「まずはキャリアに専念しろ」と思ってしまうのだ。
そりゃ、子供は産めなくなるリスクがあるし、少子化解消のためにも二人以上産んで欲しいと思うのだが、現実には、キャリアトラックが昭和から変わっていない会社や職場環境が余りに多いので、そうなっちゃうのである。

ある程度激務を逃れられる歳になっても、皆が残業している中、保育園のお迎えに間に合うため、毎日恐縮しながら定時に帰宅。別に時短を使ってなくても、周りが残業していりゃ、恐縮するのである。

そして、そういう先輩たちを見た女性の後輩たちが、妊産適齢期の20代後半ころに、産もうと思うだろうか。
あるいは二人目を産もうと思うだろうか。

男性も全く他人事ではない。
女性がフルタイムで働いて子供も産むとなれば、男性が育児や家事の責任を担うのは当然となってくるので、男性だって、激務と家事・育児との両立を迫られることになる。

私の夫は、私より若くて、現在入社数年で激務のまっただ中にいる年代だが、朝7時前には家を出て、残業をこなして夜10時に帰宅してから、更に家事や育児(寝かしつけ)をやっている。
抱っこしないと大泣きしない娘を抱っこしながら、腹話術みたいに娘との漫才を披露して、育児に疲れた妻を笑わせた後、眠りながら娘の寝かしつけをしている姿を見ていると泣けてくる。
夫以外にも、夜泣き対応担当で殆ど寝られず、大事なミーティング中に寝てしまった若い男性や、保育園の見送り担当で子供の熱が発覚し、ミーティングに来られなくなった男性が、年配の男性に白い目で見られる姿など、育児とキャリアの両立を一生懸命やっている男性(とそれに冷たい視線を送る年配男性)を、私はたくさん見てきた。

こういう先輩たちを見た男性の後輩たちが、早く結婚して、子供を持とうなんて思うだろうか。
二人目を産もうと思うだろうか。

バブル以前の世代には、
「俺達だって、子供の顔を見る暇もなく、苦労してその時期を乗り切ったんだから、お前らも若いうちに激務は当然だろ。むしろ妻が働いたり、自分が育児とか出来るだけ恵まれてるよ」
とか思っている人たちもいるかもしれない。

30歳の平均年収は、20年前と比較して100万円近く減って30年前の水準に戻っており、妻の給料と合わせても、税金や子供の保育費を考えると世帯の可処分所得は30年前とそんなに変わらない。
その上、年金だって、バブル前世代と違ってほぼもらえないと思われるのに、毎年何十万も支払っているのだ。
バブル前世代は、むしろ、所得も自分たちより下がっている今の妊産適齢期世代に老後を支えられていることを感謝して欲しいところだ。

だから、快く下積み時代の残業を無くし、残業や転勤は当たり前というキャリアトラックを解体することに真面目に取り組んで欲しい。
待機児童だけでなく、病児保育やベビーシッターも含めた柔軟な保育インフラの整備も早くやらなければ。

昭和の時代の、フルタイムで働く男性+専業主婦(またはパート)を前提としたキャリアトラックを、女性もフルタイムで働くことが当たり前となり、共働き率が6割を超えたこの平成の時代でも、いまだに引きずり続けている日本企業。
もう平成27年ですよ。
男女雇用機会均等法の制定(1985年)から、今年でもう30年ですよ。

働き方を変えないと、私達はいつまでも「若い時は子供を持つことを考えず、キャリアを優先した方がいいよ」と親心で言い続けることになって、少子化は解決しないだろう。

(と、カッコ良く言い捨てて終わろうと思ったが、「じゃあどうキャリアトラックを変えるべきか」への明確な解がまだ示せないので、どこかでまた続編を書きます) 

【参考】
30年前の一ヶ月の給料と比べてみると? 静岡県の統計だが、2011年と1988年の現金給与総額がほぼ同じ。

給料が上がらない時代 平均年収が最も高かった1997年と比較すると、今の年収は100万円近く安い

共働き世代の増え方をグラフ化してみる 全世帯数(単身含む)の中で、共働きは21%、専業主夫は14%なので、共働き率は6割を超えている計算 

妊娠・授乳中のおかしな食事制限

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Photo credit: Fotolia

妊娠中、そして授乳中の現在、辟易とするのが、妊婦や授乳婦に対する禁忌の多さ。
ただでさえ、妊娠や育児で大変な生活を送って、お酒など当然のように我慢しなくてはならないものも多くある中、あれもダメ、これもダメと周囲に言われると、ストレスが溜まる。
妊婦向け雑誌などにも、「XXは食べないほうが望ましい」という食材が数十種類も載っており、いったい何を食べればよいのか、と思う。

そういう周囲の人達が言う禁忌には、特に科学的根拠のない都市伝説も多く、常識で考えれば「そんなわけないやろ!」と思うものも多い。
中には従った方が良い物もあるが、常識で考えておかしいものについては、さらっと受け流すべき。
ましてや食べてから「XXを食べてしまった・・」と激しく後悔するなら、忘れて前向きに生きたほうが胎児のためにも良いと思う。

この記事では、妊娠中や授乳中に私が実際に出会ったおかしな食事制限と、そもそも妊婦や授乳婦への制約が多いことってどうなのか、について書く。

妊娠中の禁忌-酒とカフェイン以外は、普通にバランスよく

妊娠中は、母親の血液が胎児に直結しているのだから、禁忌がある程度多いのは仕方がない。
例えばアルコールやカフェイン等は避けたほうが良いし、有機水銀が含まれる大型魚は多く食べ過ぎないほうが良いのは確かだ。
でも、今まで普通に食べていた普通の食べ物を制限しすぎるのはどうなのかと、思っている。

例えばゴーヤ。
苦味の成分である「キニーネ」が流産を引き起こす可能性があるからダメ、と妊婦向け雑誌にも書いてある。
ゴーヤがダメなら、沖縄の人はどうなるのか。
実際、沖縄ではゴーヤは毎食よく食べられていて、当然妊婦さんも食べているわけだが、沖縄の流産率が全国で際立って高いわけではない。
むしろ、ゴーヤはビタミン豊富な食材で、夏バテ解消にも役立つ。
もしゴーヤが好きな人で、周囲にダメと言われたら、「沖縄では妊婦も普通に食べているらしいよ」と言えばよろし。

また、ナスやトマトは体を冷やすから良くない、という話があるが、これも疑問噴出だ。
確かに「秋ナスは嫁に食わすな」などとは昔から言われるが、それって科学的根拠あるのか。
トマトがダメ、と言われたら、イタリア人の妊婦は一体どうすればよいのか。
そんなことよりも、普通に水や牛乳を常温で飲むほうが、体を冷やさないのには役立つのではないか、など。

カレーは香辛料の刺激が多いので良くない、というがインド人はどうすればよいのか・・・
辛いものはできるだけ避けろ、というがタイ人や韓国人は・・・
などなど、あげるとキリがないほど、妊婦への食事制限は出てくる。

妊娠中に普段と違うものを無理して食べる必要はないし、多く食べ過ぎる必要はない。
ゴーヤを普段食べていないなら、わざわざ食べる必要はないし、逆に食べていたが、つわりで食べられなくなるならやめれば良い。
カレーも普段食べていて好きなものであれば、インド人と同じで、別に制限する必要はないだろう、と思っている。

私の場合、妊娠中は生ものだけは極力避けるようにはしていた。
特に生貝など、ノロに当たっても抗生物質も飲めないから、自分が苦しむだけなので、という理由。
野菜に関しては、上記のように「それを禁止したら、XX地域、XX国の人はどうするのか」と思っていて一切従わなかった。
うなぎや寿司は好物だが、あんまり食べ過ぎても仕方ないので、週一回以下にとどめ普通に楽しんでいた。

制限が好きな人、制限を受けても特にストレスを感じない人や、もともと偏食の人は、周囲のアドバイスに従っても良いだろうが、普段から食べている栄養がある食べ物を急に制限して、ストレスがたまったり、栄養に偏りが生じたりしたら、本末転倒だと思っている。

乳腺炎に関する食事制限は都市伝説か

出産して、「ああ、もう好きなモノが食べられるんだ」と思ったら、ところがどっこい。
母乳育児をしている人には、びっくりするほど色々な食事制限を言われるようになる。

私自身、現在母乳育児をしていて、周囲から「パンやピザなど小麦粉が多い食事を摂ると乳腺炎になる。米中心の生活をすべき」「お菓子を食べ過ぎると乳腺炎になる」「チーズなどの乳製品を食べ過ぎると乳腺炎になる」などと言われ、驚いている。

授乳中は、母親が食べたものが母乳に影響するから、栄養バランスのとれた食事をするに越したことはないが、特に乳腺炎関係には科学的に無根拠なものが多い。

何故、パンやピザがダメなのか。イタリア人やフランス人は授乳中何を食べればよいのか。
小麦粉の多くはデンプンで、グルテンというタンパク質も含まれる。
デンプンの部分は、消化されれば米と変わらない。グルテンはタンパク質なので、消化されればアミノ酸になる。
そう考えれば、小麦粉が乳腺炎に悪いというのは、タンパク質やデンプンがダメと言われるのと同じであり、普通に考えて、おかしな話だと思う。

食事に関しては、アレルギーがそうであるように、人によっては体質に合う合わないがあるので一概には言えない。だから、乳製品や小麦粉を食べると全ての人が乳腺炎になるかのような言い方・書き方を止めるべきだろう。
(逆に、すべての人にとって乳製品や小麦粉が絶対に大丈夫ということもない。日本人は遺伝的に乳糖を分解できない体質の人がおり、乳製品を飲むとお腹を壊すひとがいるし、小麦アレルギーもあるから、何らかの理由で乳腺炎につながることはありうるだろう)

授乳中の食事制限に対しては、次のような記事もある。

実は関係なかった!乳腺炎と食事制限-NAVERまとめ

乳製品で乳腺炎?おっぱい都市伝説2-宋美玄のママライフ実況中継

これらの記事の趣旨は、乳腺炎は、摂る食事よりも、作られた乳がちゃんと消費されていないことで生じるということ。
したがって対処法は、食べたいピザや牛乳を我慢するのではなく、乳が溜まり過ぎないよう、赤ちゃんにすってもらうこと、吸ってもらえず硬くなった箇所はマッサージして、搾乳をしたりして外にだすことだ、という。

お菓子や牛乳がダメと言われやすいのは、これらの食材がカロリーが高く、脂肪分が多いので、乳が多く生産されてしまう、そうすると乳の量が赤ちゃんが飲む量より増えてしまうので、たまってしまいやすい、ということだろう。
小麦粉系の食事は消化が早いので、血糖値が上がりやすいことも、トラブルと関係があるかもしれないと思っている。この辺りは、もう少し研究が進めばよいのだが。

そもそも妊婦や授乳婦への制約って多すぎないか

妊婦に対しては、食事制限だけでなく、「働き過ぎたらダメ」「運動し過ぎたらダメ」など本当に制約が多い。
それは「妊婦の体を思って」だというが、本当にそうか。
因果関係がわからないことが多い中、「疑わしきは罰する」考え方で、妊婦や授乳婦ばかりに多くの制約を背負わされている気がして、腑に落ちないことが多い。

まず、ネット上の記事。
相関関係を因果関係に置き換えて、もっともらしく書いているものが多く、結果として制約を無駄に増やしているものが多いと思う。例えばこんな記事。
仕事で長時間の立ち仕事をしている場合、週に25時間以上立ち仕事をすると、赤ちゃんの頭の大きさ(頭囲)が約3%小さく生まれてくる傾向があるようです。

赤ちゃんの頭が小さいと、脳や認知機能の発達に影響がある可能性が出てきます。
妊娠後期まで仕事を続けるあなたへ。プレママの現状 
立ち仕事をしていることと、赤ちゃんの頭囲が小さく産まれることは相関関係であって、因果関係ではない。
恐らく、立ち仕事をしていると、正規産であっても早く産まれる傾向があるのではないか。
そのため、頭囲が小さくなる可能性が考えられる。別に、立ち仕事をしていると頭囲が小さくなるわけではないだろう。

そして、頭囲が小さいと、脳や認知機能の発達に影響すると書いてあるが、これは恐らく因果関係が逆であろう。脳の発達に問題があると、頭囲が小さくなる傾向があるのではないか。

結果として、繋がらない因果関係を無理やりつなげて、立ち仕事が胎児の脳の発達に良くないかのような印象を与える記事を作り上げている。

たまたまこの記事を見つけたので取り上げたが、この手の因果関係と相関関係の混同をした上、「どうするかはあなたの勝手ですが、影響は出るかもよ」と脅して、実質行動を制約するような記事がネット上には溢れている。

また、因果関係が仮にあったとしても、因果関係を考えても仕方がないことも多い。
こんな記事がある。

赤ちゃんの生まれつきの病気は母親が妊娠中にしたことのせい?-宋美玄オフィシャルブログ

彼女が記事中に書いているように、赤ちゃんが病気のとき、「母親のせいだ」など誰のせいか考えるよりは、病気をどう治療するか、どう幸せに生きるか、前向きに考えたほうがずっと良いに決まっている。

私のヨガの先生は、「妊婦は病人ではありません」と言って、お腹に負担がかかる運動以外は、普通に体を動かしていた。
産婦人科の先生は「本当は産休など取らず、出産前日まで働いていたほうが安産になるんです」と言っていた。

体調が悪いのに無理する必要はないが、普段やっていて、普通にできる事を制限しすぎたり、ましてやそのせいで赤ちゃんに異常が出るなどと脅すのはおかしな話だ。
自分の体調と、かかりつけ医と相談をしながら、出来ること、やりたいことはやっていくのが良いのではないだろうか。

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